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「この大会の優先度は高い」　連覇逃したユ・ソヨン、来年のリベンジへ意欲

＜日本女子オープンゴルフ選手権 最終日◇6日◇COCOPA RESORT CLUB 白山ヴィレッジゴルフコース QUEENコース（三重県）◇6479ヤード・パー72＞
昨年、畑岡奈紗との優勝争いを制して、日本タイトルを持ち帰ったユ・ソヨン（韓国）。しかし今年はその畑岡に4打差で屈し、2位タイで連覇達成はならなかった。
世界トップクラス、ユ・ソヨンがドレスアップするとこうなる！【写真】
2打差の3位から出たソヨンは、「ピンポジションが難しかった」と左右に振られるピンを前になかなかチャンスを演出できず。さらに、パットがショートする場面も目立つなど、得意とするグリーン上で実力を発揮しきれなかった。
今季は米国ツアーでも未勝利。元世界1位はキャリアのなかでも、どん底の状態で日本に入った。それでも「先週からショットの調子がよくなっていて、それがこの結果につながった」とニッコリ。「今は自信を持ってプレーできているし、残り試合もいいパフォーマンスにつなげたい」と復調の兆しを日本でつかんだ。
“女王奪還”については、「スケジュール次第ですが、日本が本当に好きなので、この大会の優先度は高いです」と、リベンジに向けてモチベーションも高い。昨年、畑岡から渡されたチャンピオンブレザーを今年“返却”することになったが、再びそこに袖を通す日を待ち望んでいる。（文・間宮輝憲）
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