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畑岡奈紗が見せた二つの特技 基本に忠実だからこその応用力でメジャー2連勝

<日本女子オープンゴルフ選手権 最終日◇6日◇COCOPA RESORT CLUB 白山ヴィレッジゴルフコース QUEENコース(三重県)◇6479ヤード・パー72>
出だしの4ホールで2ボギー。一時は首位の座を同組の大里桃子に譲ったが、畑岡奈紗の強さはそこから光った。最後までブレないショット力と米ツアー仕込みの小技で日本タイトル4勝目。日本ナンバー1プレーヤーのすごみを見せつけた。

第一のキーとなったのは5番パー4。前半はドライバーが右に行くことが多く、右ラフからグリーンを狙うことが多くなった。5番でもつま先上がりのラフから残り147ヤード。「ライは順目でしたが、風が左から来ていたので、どれくらいケンカさせるか」というショットは、フック系の回転が出やすいライを考慮しストレートに狙い、風とのプラスマイナスで見事ピン右1.5メートルにつけバーディとした。
8番の短いパー3で2.5メートルのバーディを決めて右のコブシを力強く握ると、続く9番でスーパープレーを見せる。1オンが狙えるパー4に設定された最終日。ほとんどの選手がドライバーを抜いたように畑岡も1オンに挑戦。ところがこれがグリーン右手前の木にあたり、左奥のピンに対して57ヤード残った。ここで披露したのは、基本に忠実なピッチアンドランだった。
270ヤード台のパー4。多くの選手が、グリーン左の狭いスペースを狙い、左ラフやバンカーに落とし、尾根の上に切られた難しいピン位置に対してバーディを奪えずにいたが、畑岡はミスしても狙いやすい右サイド。58度のウェッジで放たれたボールは低い弾道でグリーンの中央付近に着弾すると、そのまま吸い込まれるようにピンめがけて転がり、30センチにピタリ。場面、ライ、クラブ選択、すべてがかみあった見事なバーディ。チャンスホールを取りこぼすことなく、後半のバーディラッシュにつなげた。
「苦手な距離だったので、練習はしてきました。考えすぎると打てなくなるので、シンプルがいいと思って転がしました」とした畑岡の言葉通り、シンプルだが、もっとも懸命は選択肢を選べ、最高の結果を導き出したのは、やはり3年間、米ツアーでもまれているからに他ならない。
ショットでバーディチャンスにつける畑岡と、グリーンをこぼしても拾う畑岡。公式戦2連勝でますます勢いにのり、シーズン終盤へと突入。「今年あと2勝はしたい」と、来年の東京五輪に向けて弾みをつける最高の時期。これまでの地道な鍛錬で培った実力が、一気に収穫の時期を迎えている。(文・高桑均)
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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