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欧米にはない“プレミアグッズ” 名前入りボールは日本特有の文化だった【記者の目】

先週の「ブリヂストンオープン」ではブリヂストンスポーツの新ボールがお披露目され、宮本勝昌や近藤智弘など契約プロがさっそく実戦投入。そんな中、今季初優勝を挙げた比嘉一貴は、オウンネームのボールができるまで使わないという。
ジャンボ尾崎のオウンネームボールはこんな感じ【写真】
プロたるもの、名前の有無で微妙に視覚的にも影響が出るのかもしれない。そう思って理由を聞いてみると、意外な答えが返ってきた。「ファンの人にボールを渡すとき、そっちのほうが喜んでもらえるかと思って」。
プレー中に自分のボールが判別しやすいという利点もあって、ほとんどの選手のボールには名前が入っている。なんとなく当たり前の事だと思っていたのだが、ファンにとっては、これがひとつの“プレミアグッズ”。比嘉の一言がきっかけとなり、他の選手のボールも気になった。
練習グリーンをのぞいていると、さっそくファンからサインを求められていたのが稲森佑貴。まさに稲森の名前入りボールを手にしたファンが集まっていた。「普通のボールをもらうより、絶対いいです。最高です」と差し出されたボールには、名前だけでなく似顔絵のイラストが入っている。
イラスト付きになったのは、今年の9月から。7月に出場した「全英オープン」ではまだ名前のみだったが、「“ヘイユーキ、ボールプリーズ!”って、名前だけでもすごく喜ばれました。子どもたちにも、ちょうだい、ちょうだいって言われて」と大好評だ。まだなじみのない海外ツアーでも、ボールをもらったファンにとっては“ゆうき”というプロは特別な選手の一人として、きっと記憶に残っただろう。
そんなオウンネームボール。実は日本独特の文化だということをご存じだろうか。
米国・アジア・欧州と世界でプレーしてきたスンス・ハン(米国)に聞いてみると、「米ツアーではやっていないから、行ったときに驚かれた。韓国でもないし、日本だけだね」。ちなみにスンスのボールには、「長女の名前を入れてカシオで優勝したから、次は息子の名前で優勝したい」というジンクスで、息子の名前が入っている。
ブリヂストンのツアー担当者にも聞いてみると、やはり米ツアーの契約選手でオウンネームボールを持っているのはタイガー・ウッズ(米国)くらいのようだ。
漢字やひらがな、カタカナにローマ字、フォントも色もバラバラなオウンネームボール。稲森のように似顔絵が入っていたり、重永亜斗夢は『鉄腕アトム』、秋吉翔太は地元のキャラクター『くまモン』を描いていたりと、選手の個性が一目で分かる。
次週は「ZOZO Championship」に出場する米ツアーのトップ選手が日本に集結。国内選手のオウンネームボールを求める日本のファンの姿に興味を持って、米ツアーでも広まり始める…、なんてことがあったら、面白いかもしれない。(文・谷口愛純)
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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