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三ヶ島かな、初優勝へのカギはメンタル「攻める“さじ加減”が大事」

＜富士通レディース 2日目◇19日◇東急セブンハンドレッドクラブ（千葉県）◇6675ヤード・パー72＞
初優勝へ、最高の位置で2日目を終えた。7アンダーの2位から出た三ヶ島かながこの日も「66」を叩きだし、トータル13アンダーの単独首位に浮上した。
貴重！お台場で撮影した三ヶ島かなの浴衣姿
最終日に向けて、この日もアクセル全開だった。出だしの1番で1mにつけてバーディ発進を決めると次の2番でも5mを沈めて連続バーディ。4番、5番でも伸ばしていくと、折り返しての17番パー3ではティショットを30cmにピタリ。「今日は同じ組の（稲見）萌寧ちゃんと1対1だと思ってやりました。相乗効果じゃないけど、お互いにいい流れで伸ばし合えたと思います」と獲りも獲ったり7バーディで堂々ポールポジションに立った。
三ヶ島は、2017年の「アース・モンダミンカップ」で鈴木愛に1打差で敗れて2位となって以降も、3位タイに入った昨年の「樋口久子 三菱電機レディス」など何度も優勝争いに加わってきたが未だ無冠。あと一歩のところで初優勝に届いていない。その原因をメンタル面に感じているという。
「もちろん、技術面でまだまだ未熟な部分もありますが、それよりも気持ちの部分だと思います。今の技術でもいいところまでは行っています。そこで戦っているときのメンタルの持ち方かなと。去年の三菱電機レディスが終わった後、なんで勝てなかったのかを振り返りましたが、色々考えても原因はメンタルしか出てこない。色んな人に聞いてみても『良かったよね』という言葉しか返ってこないということは、メンタルなのだと思います」
気持ちの部分でも攻める際のさじ加減がまだまだだという。「強気に攻めていいときにいけないとか、抑えていいときに強気にいってしまったり。いかに現場で気持ちをコントロールできるかだと思います。そこが大事」。だからこそあしたの意気込みは「いつも通り」。平常心で惜敗続きに終止符を打つ。

<ゴルフ情報ALBA.Net>