日本で開催される米国男子ツアーの「ZOZO Championship」開幕を前に、タイガー・ウッズ(米国)が東京都渋谷区の『NIKE HARAJUKU』でトークイベントを行った。
タイガー・ウッズのドライバースイング【連続写真】
早朝の原宿には長蛇の列ができた。事前の応募により参加者は抽選で決まり、ウッズをひと目見ようと数百人が集結。黒塗りの番からウッズが下りてくると、歩道、店内では『タイガー!』コールが鳴り響いた。
「日本に戻ってくるのが待ち遠しかった。恋しかった」と、熱狂のファンを前にあいさつ。「日本でジャンボやトミー、イサーオとプレーできたのはすばらしい機会だった。多くのファンに見守られてきたことに感謝している。日本でプレーするのも久しぶりだし、楽しみだ」とZOZOへの意気込みと期待も語った。
イベント内ではウッズが質問に答えるなかで、体験に基づいた金言も披露した。「小さな目標を達成していって自信をつけ、大きな夢をつかむ」など、ゴルファー以外にも響く言葉を集まった熱狂応援団に送った。
途中、熱気を増す会場内とあって、上着を脱いだウッズ。そこには『TOKYO』と書かれたTシャツ。これにも集まった観衆は大興奮。ウッズの一挙手一投足に喜んだ。
最後には、来年の東京五輪で活躍が期待される日本のアスリートからのビデオ質問メッセージも流れた。スケートボードの西村碧莉選手からは、『来年見に来てくれますか?』の質問が送られ、「まず私が選手としてチームの一員にならないといけない。まずは米国を代表できるように頑張りたい」と、東京五輪出場にも意欲を見せた。
その後は、会場を変えキッズとのスペシャルゲームを行い、さらには学生ゴルファーへのクリニックを開くなどこの日は大忙し。21日(月)にはテレビマッチのスキンズゲームに出場し、いよいよZOZOで日本のファンを魅了する。
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