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努力が滝のように流れていった… 暗闇の中スタートした、習志野CCのもう一つの“激闘”

<ZOZO Championship 3日目◇26日◇アコーディア・ゴルフ習志野CC(千葉県)◇7041ヤード・パー70>
“早朝”というにも早すぎる。真っ暗な午前3時から、アコーディア・ゴルフ習志野CCの長い1日が始まった。「初日にあれだけ喜んでいただいたのに、それが目の前で滝のように流れていくようでした」。ため息とともに語ったのは、習志野CCあお担当する、アコーディア・ゴルフコース管理本部エリアコースマネージャー、瀧口悟氏だ。
池…ではなく、浸水してしまった10番のフェアウェイ【写真】
1万8000人を超える観客を動員した初日から一転、台風21号の影響による記録的な豪雨で25日(金)の競技は中止。強い雨が降り続き、コースはあっという間に水浸しになった。コースの地形上、一番低い位置にある10番に水がたまり、フェアウェイが池のように浸水。他にも数ホールに水がたまり、ショット練習場も使えなくなった。
「昨日の段階では、今日はもう無理だろうと思っていた」。26日(土)の競技中止を見越して、早朝から復旧作業に入れるよう準備を進めていた。もともと大会のために100人体制で運営。ここからさらに30人を増員して奔走。作業に必要なライトや道具を人数分集めるために、近隣のホームセンターを駆け回った。
26日(土)の競技実施の一報が入ったのは、早朝作業に備えて布団に入ろうとした時だった。『9時30分スタートが決まった』と連絡が入り、「じゃあどうしようと…。作業が終わらずに選手を止めるわけにはいかないので、時間との闘いは非常にプレッシャーでした」。早朝3時に出勤。全て復旧が完了してからスタートするのは不可能な状態で、ホールごとに選手が来る前にコンディションを整える、まるで追いかけっこのような急ピッチの作業がはじまった。
コースの水をポンプでくみ出し、泥や落ち葉を掃き出す。練習場は着弾地点が浸水していたため、急きょ新たに2カ所ドライビングレンジを設けた。フェアウェイが完全に池のようになった10番パー4は、浸水地点を越えた場所をティイングエリアにして、異例の140ヤードパー4として設定。作業開始から約7時間半、「最終的に11時30分に全18ホールの整備が終わりました。本当に、色々な意味で歴史的な大会になったんじゃないかと思います」と、無事にティオフを迎えた選手たちを見て安堵の息を吐いた。
この1カ月半のあいだにも、台風15号、19号と立て続けに大雨、強風による被害を受けた。1度目は100本の倒木被害や停電などに見舞われながらも、なんとか開催にこぎつけた。「長い4日間が、1日伸びてさらに長い5日間になってしまった。本当に、無事に最後まで、問題やケガなく終えることを願います」。2日目は中止、3日目は観客を入れずに競技を実施。当初に思い描いていた形とはかけ離れてしまったが、多くのファンが習志野CCでの観戦を心待ちにしている。
選手の熱い戦いとは別に、米ツアーの日本初開催という重圧の下で、さらにプレッシャーを背負っているコース管理メンバーたち。そんな影の立役者のおかげで、明日の習志野CCは観客の笑顔で埋め尽くされることだろう。(文・谷口愛純)
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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