「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」会場で、コーススタッフに対して選手が暴言を吐いたとして事実確認が進められている国内女子ツアー。これまで選手名は特定されていなかったが、31日(木)に笠りつ子が所属事務所を通して自ら謝罪文を発表。800文字以上にわたる直筆のコメントで、謝罪と今後の活動について綴った。
一部報道によると、「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」会場のクラブハウス風呂場で、タオルが置かれていなかったことに対し、ある選手が「なんで置いていないのか」とスタッフに詰めより、「頭が固い。死ね」と発言したとされている。日本女子プロゴルフ協会では、今月28日にコンプライアンス委員会が行われ、今後も継続的に調査が行われることをLPGA側が30日に明かしていた。
以下、コメント全文。
『マスターズGCレディース会場での不適切な発言に関するお詫びと今後の活動についてのご報告
この度、一部新聞などで報じられている通り、「マスターズGCレデイース」の会場におきまして、私の不適切な発言により、大会主催者、コース関係者の皆様が不快な思いをされた事は事実です。決して言ってはいけない言葉であったと深く反省しており、当該週に大会主催者ならびにコース関係者の方に、誠意を込めて謝罪させて頂きました。
今回私の不適切な言動により、女子プロゴルフの大会に携わっていただいている全ての主催者様、開催コースの皆様、関係各位の皆様、LPGA関係者の皆様、選手の皆様、そして日頃から女子プロゴルフを応援してくださっている全てのゴルフファンの皆様に対しまして、多大なるご迷惑をおかけし、失望させてしまったことを、深くお詫び申し上げます。
誠に申し訳ございませんでした。
本来であれば、直接皆様の前でお詫びとご報告をさせて頂きたいところですが、現在、LPGAコンプライアンス委員会において調査が行われていると承っておりますので、LPGAの処分が決定されるまでは、差し控えさせていただきます。LPGAの処分が決定され次第、皆様の前で改めてお詫びとご報告を申し上げます。
また、今後の活動に関しましては、当面の間、ツアーへの出場は自粛させていただきます。どのような処分が下されても、全てを受け止め、深く反省し、プロゴルファーとして、人として、自分を見つめ直し、真摯にゴルフに取り組み、感謝の気持ちを忘れずに、プロゴルファーを目指す子どもたちのお手本となれるよう努力していきます。
最後に、ゴルフを愛する全ての人を裏切ってしまいまして、本当に申し訳ございませんでした。
2019年10月31日
プロゴルファー 笠りつ子』
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