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シード権争いで感じるセカンドキャリアへの道筋【小川淳子の女子ツアーリポート“光と影”】

シーズン終盤に近づき、シード権争いがいよいよ佳境に入ってきた。最終戦の「LPGAチャンピオンシップリコーカップ」は出場選手が限られるため、賞金シードのボーダーライン上にいる選手達に残されたのはあとわずか2試合。今週の「伊藤園レディス」と、来週の「大王製紙エリエールレディス」だけとなっている。
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プロスポーツ選手の寿命は、決して長いものではないが、ゴルフは、比較的長期にわたって活躍できる。だが、その様相も、女子ツアーではだいぶ変わってきている。ジュニア時代からプロになって活躍することを思い描いてゴルフをし、さらにそこで戦い続ける現在のプロゴルファーたちの入れ替わりが、より激しくなっているからだ。もちろん、シードを取れなくてもQT(予選会)から試合に出場することはできる。だが、それには想像以上に気力も体力も必要だ。
このことは、裏を返せばこれまで以上にツアープレーヤーのセカンドキャリアについて深く考えなくてはいけないということにつながる。女性の場合、結婚して出産して…、という方向性もあるが、だからといって家庭に入るのが当たり前という時代ではもはやない。
女子プロは特に、プロアマのニーズもあるが、何年もそれで生活していける者は限られる。レッスンも、昔のように自分のプレーを見せるだけというわけにはいかない。レッスンの勉強をきちんとしたプロが増えており、ここにも厳しい競争があるからだ。「人に教えるのは本当に難しい」、「勉強し直しました」という言葉を、優勝経験もある何人ものプロたちから聞いたことがある。テレビ解説やレポーターなどの仕事もあるが、その枠はごくわずかだ。
ゴルフ関連であっても、そうでなくても、違うビジネスを始めるプロもいる。プロゴルファーは、会社経営者などと知り合う機会も多いため、アドバイスをもらったり人脈を生かしたり。上手にこれを仕事につなげているケースもある。
実際、ツアーを離れてからのセカンドキャリアを模索しているプロは多く、また、後輩たちのために道を切り開こうとしている例もいくつか聞いている。
あたりまえだが、様々な形のセカンドキャリアがあるが、ここで必要になってくるのが、ツアープレーヤーとしての物とは違ったスキルだ。何をするにも自分中心なのが当たり前で、そうでなければやっていけないのがツアープレーヤー。しかし、それ以外で自分のことだけ考えていればいいという仕事は極めて少ない。それまでと全く違う人間関係や仕事の仕方に、戸惑った話も多くある。
集中的にゴルフを練習し続けなければ、ツアーでプレーする選手になどなれなかったのはよくわかる。だが人生にはツアーの“先”がある。セカンドキャリアを歩み出した多くのプロが「もっと勉強しておけばよかった」、「ゴルフだけが人生じゃない」ということを口にする。“ゴルフバカ”ではセカンドキャリアがうまくいかないことのほうが圧倒的に多い。若手プロも、それを育てる親を含めた大人たちも、そのことを改めて考える必要があるだろう。長い間、トップで戦える人間はごくわずかしかいないのだから。シード権争いの時期になると、毎年、その思いが強くなる。(文・小川淳子)

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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