<三井住友VISA太平洋マスターズ 事前情報◇12日◇太平洋クラブ 御殿場コース(静岡県)◇7262ヤード・パー70>
残すところ4試合となった国内男子ツアー。松山英樹監修の名門・太平洋クラブ 御殿場コースで行われる伝統の一戦「三井住友VISA太平洋マスターズ」の練習日。小鯛竜也が、見慣れぬ2つの海外仕様のプロトタイプをテストしていた。
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1つ目は、ドライバーヘッド。契約するミズノの『ミズノプロ』ではなく、ソールに同社のランバードマークが入っており、トゥ側に『ST200X』と刻印がある。『ミズノプロ』はフルチタンだが、クラウンにはカーボンの模様も見られる。
同社のツアー担当は「詳しくは話せませんが、今週からテストを開始した海外仕様のプロトタイプとだけ…」と話す。ミズノの海外仕様モデルといえば、原英莉花が3Wに使用中の『ST190』シリーズが現行品だが、このモデルの後継機種を小鯛も試しているということか。
もう1つの新作は、このヘッドに挿さっていた三菱ケミカル『ディアマナD Limited』と書かれたシャフト。同社のツアー担当は「今日初めてツアーに持ってきた」と、こちらも詳細は伏せたが、ブルックス・ケプカ(米国)が愛用中のモデルで、日本では未発売の海外モデルとのこと。
小鯛は「ボール初速が出ていますし、飛びそうな感じ。ヘッドはつかまるものとつかまらない2種類ありますが、ボクはつかまるほうの座りが好きです。シャフトは『白マナ』っぽい。オーソドックスなしなりで、このヘッドで試した中では一番合うというか、(使用してハマる)可能性を感じますね」と語っていた。
2017年の「マイナビABCチャンピオンシップ」で初優勝を挙げて早2年のときが経つが、優勝争いらしい優勝争いに加われていない小鯛。海外からの新たな風は、2年ぶりとなる2勝目への追い風となるか。
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