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女王戴冠、ラストマッチV、初優勝…　三者三様の最終組に熱視線！【きょうの注目組】

＜伊藤園レディス 3日目◇17日◇グレートアイランド倶楽部（千葉県）◇6741ヤード・パー72＞
予選ラウンドを終えた「伊藤園レディス」は、白熱の展開となっている。第2ラウンドを終えてトータル10アンダー・首位タイに立ったのは、大江香織と申ジエ（韓国）。
いよいよ最終日がスタート！熱戦を写真でチェック【LIVEフォト】
本大会をラストマッチとする大江。開幕前の14日（木）には記者会見を開き、引退について「シードを落とすまでは頑張ろうと思っていた。これ以上自分の伸びしろが感じられない。練習してもこれ以上うまくなれないのかな」と語っていたキャリアの最後に華を添えるかのごとく「66」のチャージを見せ、2018年「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」以来のツアー4勝目に向けて最高の位置で最終日を迎える。
そんな大江と最終日・最終組で回るのは、賞金女王争いの渦中にいるジエと、初優勝がかかる臼井麗香。こちらもより一層優勝に熱が入る2人だ。
現在賞金ランク1位につけるジエだが、同ランク2位の鈴木愛が1打差・3位タイに迫っている。今大会で鈴木が逆転優勝すれば、賞金ランク1位の座も奪還されることが必須。高額賞金がかかる1戦なだけに、優勝カップを譲るわけにはいかない。
臼井は首位と1打差・3位タイから追い上げを目指す。今季は25試合に出場し、トップ10入りは3度。6位タイで終えた「アクサレディス」では2日目を終えて2位タイにつけるなど、初優勝まであと一歩となっていた。
引退試合に賞金女王争い、はたまた初優勝に向けてか…思惑はそれぞれだが、用意された優勝カップはひとつのみ。栄冠を手にするのは、果たして。

<ゴルフ情報ALBA.Net>