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久しぶりの国内男子ツアー取材「変わったものと変わらないもの」【記者の目】

<三井住友VISA太平洋マスターズ 最終日◇17日◇太平洋クラブ御殿場コース(静岡)◇7262ヤード・パー70>
これは非常に個人的な話だが、日頃は海外ツアー取材がメインになっていることもあり、今年の国内ツアーの取材は、実は今回が初めてだった。取材に出向く前は久しぶりに国内ツアーに行くワクワク感と、初めて会うような新しい選手ばかりで、チンプンカンプンだったらどうしよう、という心配が交錯していたが、実際に行ってみると、深堀(圭一郎)さん、藤田(寛之)さん、宮本(勝昌)さん、片山(晋呉)さんら昔なじみの40〜50代の選手もけっこういて、温かく迎えてくれ、ホッとした。
誇らしげにトロフィーを掲げる金谷拓実【写真】
国内取材が年イチペースになっている私に、谷口(徹)さんからは「まるで海外招待選手みたいだね」と声をかけられ、「SNSで見てるよ。今年もいろんなところに行きまくってるね」と片山さんに言われたが、そういう意味でSNSはとても便利だ。昔なら、しばらくツアーに顔を出さないと「病気になってるんじゃないか?」、「仕事をやめたんじゃないか?」というネガティブなうわさが飛び交うのが常だったが、SNSのおかげで普段顔を合わさなくても、互いのライフスタイルがわかるのはありがたい。おかげで1年も会っていないように思えないところが面白い。
そんな『浦島太郎』のような私が、久しぶりに男子ツアーに行ってみて感じたこと。それは、日本人選手の顔ぶれはさほど変わらないのだが、海外からの選手に知らない顔が多かったことだ。マシュー・グリフィン(オーストラリア)、ジェイブ・クルーガー(南アフリカ)、アンソニー・クウェイル(オーストラリア)、ポール・ピーターソン(米国)、ディラン・ペリー(オーストラリア)、ラヒル・ガンジー(インド)らは正直今まで知らなかった。片山さんも「オレも知らない人ばっかりよ」と言ってくれたのが幸いだが、もうちょっと今後は勉強しておこう。
また、今回優勝した東北福祉大の金谷拓実(世界アマチュアランキング1位)に代表されるように、出場しているアマチュアの全体的なレベルが非常に高くなっていると感じた。2011年、松山英樹はアマチュア時代に今大会で優勝したが、あの当時は男子のアマチュア界では松山の一強というイメージが強かった。今回はアマチュアの世界ランクでトップ10になんと金谷と中島啓太(9位)の2人が入っている。昔はアマチュアのトップとはいえ、プロのレベルとは格差があったが、現在は今年プロ転向したばかりのマシュー・ウルフやコリン・モリカワ(ともに米国)、ビクトル・ホブラン(ノルウェー)らが台頭し、ツアーで優勝したり、PGAツアーのシード権を数試合で確保していることを考えると、世界アマチュアランク上位者は、すなわちプロのツアーでもいきなり活躍できるということが証明されている。そして先週はまさに、金谷がそうだった。今どきの最強アマチュアに、プロたちが逆にあおられるという現象も見られる昨今である。
ちょっと変わり種では、こんな変化もあった。ゴルフマーカー型のプリペイドカードが会場内で配布され、ギャラリープラザなどの店舗でキャッシュレス決済が可能だった。「三井住友プリペイド」を利用すれば、キャッシュレスで支払いができるという大会スポンサーならではの試みなのだが、普段、街中ではPASMOやSuicaなど「ピッ」と端末にかざせば支払いが完了するのと同様のシステムがゴルフ場でも利用できて、私も使ってみたが非常に便利だなと思った。聞けば選手のエントリーフィも今大会ではキャッシュレス決済が初めて行われたという。逆に言えば、まだ現金払いだったのか、とちょっとビックリ。知人の記者から聞いた話では、「現金書留」でのエントリーしか受け付けないという試合もあるというから、さらに驚いた。海外ツアーではロッカーフィーやチップとして100ドルほど現金で支払うことはあるが、エントリーフィなどはクレジットカード払いでOKだったはず。あるいは銀行口座からの引き落としなどもあったように思う。現金払いでないとダメ、というのは今の世の中、非常に不便。今大会を機にキャッシュレス化をもっと推し進めてもいいような気がする。
最後に、昔と変わらないな、と思ったこと。それは片山晋呉の練習風景だ。相変わらずいろいろな練習器具を使って、システマチックに練習をしている。太平洋クラブ御殿場コースの練習場の一番左端に陣取り、練習するのが昔から彼のルーティーン。使っている道具は以前と異なるが、彼は日々ゴルフ以外のいろいろなものを見聞きして、そこからインスパイヤーされたアイデアをゴルフに取り入れるのがうまい。もうすぐシニア入りというお年頃だが、探究心は衰えていない。変えることで得られる「進歩」と変えない「強さ」が、彼が長年ツアーでやっていけている秘訣なのだと思った。(文・大泉英子)

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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