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さらば、“ダンロップフェニックストーナメント”我がフェニックス人生に一片の悔いなし!

<ダンロップフェニックストーナメント 2日目◇22日◇フェニックスカントリークラブ(宮崎県)◇7027ヤード・パー71>
本戦に入る前から、今年を最後に今大会には出場しないと決めていた中嶋常幸。その話が広がるにつれて、大会関係者はもちろん、出場選手からも「そんなことを言わずに、まだまだ出場してくださいよ」という声をかけられたという。第1回大会から11年間も海外勢に優勝カップを奪われていたが、それをストップさせたのが1985年の中嶋だった。当然のようにこの大会には思い入れがあるし、大好きで仕方がなかった。できれば、許される限り、ずっと出場し続けたい。しかし、男に二言はなかった。
米ツアートップの飛ばし屋に、ギャラリーも釘付け【大会写真】
「やっぱり、引き際っているのもあるし、この大会が好きだからこそ、もう今年で…、ね」
プロに転向して44年、ゴルフに対して常に真摯に向き合ってきた中嶋だけに、一度決めたことを翻すのはあり得ない。それを最も理解しているのは、律子夫人であり、長女の佳乃さん、長男の雅生氏だ。どんな形であれ、中嶋が最後に今大会に挑む姿を見届けようと、急きょ、律子夫人、佳乃さん、雅夫氏の夫人と3人の孫が開催コースに駆けつけた。
「自分からは何も話してないのに、気持ちを察してくれたんだろうね。最後ぐらい、ボクの姿を見てあげたいと思ったんじゃない?」
とはぐらかすように語った中嶋だが、家族の思いに感極まったのか、その目からあふれた一筋の涙が頬をつたった。
今大会にはほかのスポンサートーナメントと違い、独特の雰囲気がある。発足当初から世界の一流選手が参戦していたからではない。大会に関わる人のすべてが、世界一のトーナメントにしたいという気概とプライドを持って、ベストを尽くしているからだ。もちろん、その意気込みが伝わるからこそ、選手もいつも以上に緊張感と誇りを持って今大会に臨んでいる。だからこそ、満足のいく結果を残せない自分を中嶋は許せなかったのだ。
「よく回ったと思うけど、悔しいよね。こんなスコア(79、81)しか出せないんだから。まあ、しょうがないよ…」
単純に、結果だけからは想像できないほどの思い出はたくさんあるが、男らしく、あえて終止符を打った中嶋。今後は出場選手とは違った形で今大会に関わっていきたいという。どのような形になるのかまだ分からないが、中嶋が築き上げた実績が消え去ることはないし、できれば、第2、第3の中嶋が現れるように、暖かく見守ってほしいものだ。(文・山西英希)
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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