<カシオワールドオープン 最終日◇1日◇Kochi黒潮カントリークラブ(高知県)◇7335ヤード・パー72>
「カシオワールドオープン」を終えて、来季の賞金シードをかけた戦いにも決着がついた。賞金ランキング上位65位までの選手に与えられる賞金シード。今年は11人の初シード選手が誕生した。
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賞金ランク72位で本大会に臨んだ中西直人は、18位タイに入りランキング64位に食い込んだ。「今年は確実にベストシーズン。今までで一番実りのある1年だった」と振り返る。今季はQTランク上位の資格で参戦し、2010年のプロ転向から満を持して、自身初の賞金シード選手として2020年シーズンに臨む。
一方で、6年間守った賞金シードを手放したのが片岡大育。「とにかく良いプレーをするだけ」と臨んだ最終日は、7バーディ・ノーボギーの「65」をマーク。言葉通りの好プレーを見せてトータル12アンダー・14位タイに入ったが、賞金ランクは73位で終了した。
2017年「アジアパシフィック ダイヤモンドカップ」優勝で得た複数年シードも今年で失うため、12月に行われる予選会(ファイナルQT)に参戦する。地元高知での最終戦に「こんな感じで帰ってきたくはなかったんですけどね。本当に今年1年は悪かった。この後にファイナルQTがあるので、そっちにいってもちゃんといいプレーをすれば、絶対にいけると思う」と気を引き締め直し、予選会に挑戦する。
以下、初シードを確定させた選手
J・ジェーンワタナノンド、S・ビンセント、G・チャルングン、J・クルーガー、D・ペリー、R・ジョン、佐藤大平、P・ピーターソン、T・ペク、キム・ソンヒョン、中西直人
賞金シードから陥落した選手
嘉数光倫、S・H・キム、チョ・ミンギュ、R・ガンジー、片岡大育、額賀辰徳、川村昌弘、上井邦裕、竹安俊也、セン・セショウ、近藤智弘、木下裕太、キム・ヒョンソン、T・クロンパ、R・ワナスリチャン他
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