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「自分の弱さに気づけた」 柏原明日架の“2勝につながった”痛恨のバーディパット【女子プロが選ぶ“今年の一打”】

多くのドラマが生まれた2019年シーズンに活躍した選手たちに、一番“印象”に残っている1打を挙げてもらった。良かったものを挙げる選手、悪かったものを挙げる選手。性格やその年の活躍が如実に出るこの企画。今回は、プロ入り6年目で待望の初優勝を含む2勝を挙げた柏原明日架。
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“大器”と呼ばれ続けた柏原が、歓喜の涙を流したのが9月の「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」。最終日をトップと2打差の4位タイからスタートすると、7バーディ・3ボギーの「68」をマークし逆転優勝を果たした。「この場に立つのに6年もかかってしまった。長かったですね」。ラウンド後は言葉を詰まらせながら、勝てなかった日々に思いを巡らせた。
まさに待望の優勝だっただけに、印象に残った一打もこの試合から…と思ったが、そうではなかった。間接的に、この優勝につながったと感じる1つのパットを柏原は口にした。それが8月の「CAT Ladies」最終日に10番で放った、2mのバーディパットだった。
この大会、トップから5打のビハインドを背負った状況で最終日をスタートさせると、前半だけで5バーディ。まさに絶好調だった。「何も考えず、ボードを見ても心境は変わりませんでした」。フロントナインでの表情は自信にあふれ、ホールを進めるごとに、“柏原明日架”の名前がじわりじわりリーダーボードを上がっていった。
しかし、“今年の一打”となった10番のパットで潮目が変わる。それまでの柏原の勢いからすると、誰もが決めて当然と思ったであろうこの決して長くないバーディパットは、カップに届くことすらなく止まった。「急に打つ時に自分のなかに迷いが生じました。これが入ればトップに並ぶという状況もあったからか、そこまでとは何かが違いました」。これでリズムを崩したのか、ここを境にそれまでの勢いは失速。後半はバーディなしの2ボギーに終わり、優勝をつかむことはできなかった。
それでも、この一打はその後に大きな意味をもたらしたと柏原は考えている。「ミスをしてしまったとか、ラインが違ったということだけで終わらせずに、ここで『自分の弱さ』に気づけたから、その後の優勝があったと思う。自分にとっては今年一番のいい経験でした」。そして、ここから2カ月の間に2つのタイトルを手にした。『このパットは、ウィニングパットよりも印象に残ってる?』という質問に対し深くうなずいた柏原。23歳にとって、大きな糧になった一打だった。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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