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タイガーが14年ぶりにマスターズ制覇  あの暴露事件も今年でした【海外ツアー10大ニュース】

今年も数多くの話題が提供されたゴルフ界。編集部が10大ニュースをピックアップし、2019年海外ツアーのできごとを振り返る。日本ではシブコ・フィーバーが吹き荒れたが、米国ではやっぱりタイガーの復活が大きな話題となりました。というわけで、一気にご紹介!
■タイガー・ウッズ、マスターズで11年ぶりのメジャー勝利
第1位に選ぶのに異論のある人はいないだろう。メジャー15勝目はゴルフ界のみならず、世界中から称賛を集め、のちに「米大統領自由勲章」も授与された。
思えばタイガー・ウッズ(米国)が初のグリーンジャケットを手にしたのは1997年、その後3度の勝利を重ねたが、最後に勝ってからすでに14年が過ぎていた。その間にスキャンダルや腰、ヒザの手術を繰り返しての完全復活はスポーツ界でも“最も偉大なカムバック”とされている。これでメジャー15勝、目指すジャック・ニクラス(米国)のメジャー18勝まであと3つ。2020年はどこまで迫れるかが注目される。
■シェーン・ローリーが北アイルランドで開催された全英オープンで勝利。
第148回全英オープンは英国本土を離れて68年ぶりに北アイルランドのロイヤル・ポートラッシュGCで開催、地元出身のローリー・マキロイに大注目が集まったがマキロイはあえなく予選落ち。かわってヒーローとなったのが同地から4時間のアイルランドのウエストミンズ州の出身のシェーン・ローリーだった。
4打リードで迎えた最終日は雨風が吹き荒れる中、ステディなゴルフで後続に付けいる隙を与えず、2位に6打差をつけての圧勝を飾った。
■コ・ジンヨン(韓国)が女子ゴルフを席巻
「ANAインスピレーション」、「エビアン・チャンピオンシップ」とメジャーで2勝、前年のルーキー・オブ・ザ・イヤーはその力をいかんなく発揮して堂々の世界ランキング1位に立っている。今季4勝を挙げ、24歳はプレーヤー・オブ・ザ・イヤーに君臨した。特筆すべきは8月、「全英AIG女子オープン」から「ポートランドクラシック」まで続いた114ホールの“ボギーなし”の記録、これは2000年のウッズの110ホールを超えるもので、女子ゴルフの最長となった。
■第1回オーガスタ女子アマチュア選手権が開催
長らく女性に門戸を閉じていたオーガスタ・ナショナルGCが、女子ゴルファーで埋め尽くされたのはまばゆい光景だった。1番ティではマスターズと同じくオナラリースタートが行われ、ナンシー・ロペス、アニカ・ソレンスタム、ロレーナ・オチョア、朴セリのレジェンドが勢ぞろい、華麗なショットを披露すると「こんな日が来るとは思わなかった。女子ゴルフにとって素晴らしい瞬間になった」と感慨深かった。
優勝は世界アマチュアランキング1位だったジェニファー・クプチョ(米国)。18歳(当時)の安田祐香が3位と大健闘が光った。
■エドアルド・モリナリが“スロープレーヤー・リスト”を公開
フランチェスコの兄、エドアルド・モリナリ(イタリア)が欧州ツアーの“スロープレーヤー・リスト”の実名を自身のツイッターで公開。ビッグネームも並ぶリストは欧州だけでなく米ツアーでも大きな波紋を呼んだ。
事の発端は4月末にモロッコで開催された欧州ツアー、「ハッサン2世トロフィー」であまりの進行の遅さに怒りが爆発したこと。「5時間半とは信じられない。今こそ何かすべきだ」とツイート。2000件以上リツイートがあったことから公開に踏み切った。リストにはブライソン・デシャンボー、ジョン・ラーム、そしてタイガー・ウッズの名前も。しかし波紋は呼んだが米ツアーが大きな行動を起こすことはなく、20年もこの問題は続くだろう。
■渋野日向子が初の海外挑戦で全英女子オープン制覇
日本勢として42年ぶりの女子メジャー制覇となった渋野。現地では“スマイリング・シンデレラ”と称されて、ファンを魅了したのは日本にとっては一番のビッグニュース。その後の“シブコ・フィーバー”は周知の通りだ。米女子ツアーのラブコールも及ばず、来年の出場権を行使することはなかったが、米国でも渋野の勝利は大きなインパクトだった。
同ツアーのサイトで“19年の大躍進勝利”としてファンからの投票を実施。ANAインスピレーションを勝ったコ・ジンヨン、「全米女子オープン」のイ・ジョンウン6(韓国)、「KPMG全米女子プロ選手権」を勝利したハナ・グリーン(オーストラリア)と渋野日向子の4人がノミネートされ、その中で37%を獲得した渋野が圧勝で1位に選出された。米国からしても英国は異国。そこで勝利した渋野が米国ファンの心もつかんでいたとは、あらためて渋野の人間力を実感。
■フィル・ミケルソンが世界ランキング50位圏外へ
 
26年間続いたトップ50位内がついに途絶えた。11月3日、「WGC-HSBCチャンピオンズ」を28位で終えたが、それでも十分ではなかった。発表されたたランキングは同週に日本ツアーで2位に入った今平周吾が50位内にジャンプアップするとミケルソンは51位。1993年11月から守った50位内から外れたことで“フィルの時代、終焉”と呼ぶ声も。その26年の間にトップ10入りは700週間、ウッズが王者に君臨した時代だったから最高位は2位で世界ランキング1位の座に就くことは1度もなかった。
ミケルソンは20年6月には50歳を迎えるが、「26年は素晴らしい記録。でもまた取り戻す」と決して諦めない。
■タイガー・ウッズ、ZOZOチャンピオンシップで米ツアー82勝目
待ちに待った82勝目は日本で初開催の米国男子ツアー、「ZOZOチャンピオンシップ」だった。82勝は米ツアーの最多勝利。サム・スニードと並ぶもので、これでウッズは歴代1位タイとなった。
19年は4月にマスターズで勝利を挙げて以降、上がらない成績に不安の声もあったが、実は再び左ヒザの状態が悪化、8月末にはユタ州で手術を受けていた。明言通りに来日し元気な姿に日本のファンは熱狂。悪天候の中で松山英樹の追い上げを振り切り、3打差で勝利した。米ツアーでの初勝利は96年10月のラスベガス招待で、あれから23年。20年は記録を塗り替えることができるか、まだまだタイガー時代が続きそうだ。
■ケプカVSマキロイ、ライバルの戦い
19年は「全米プロゴルフ選手権」を制しメジャー4勝目を挙げたブルックス・ケプカ(米国)が世界ランキング1位に君臨したが、一方で3月に第5のメジャー、「プレーヤーズ選手権」に勝利、最終戦の「ツアー選手権」にも勝ちフェデックスカップを制し、シーズン王者に輝いたマキロイ。欧米メディアはこぞってライバルと書き立てたが、ケプカは相変わらずのどこ吹く風。
「僕がPGAツアーに来て5年になるが、マキロイは1度もメジャーに勝っていない。ライバルには見えない」と発言すると、マキロイは「ケプカが言っていることは間違っていない。この2年間、メジャー4勝を挙げた彼が間違いなく世界一。僕はしばらくメジャーに勝っていないからね」とあっさり応戦したものの、20年はメジャー勝利を目指したいところ。世界ランキング1位、2位の2人合わせて19年は6勝。20年シーズンはもっとライバルの戦いが盛り上がることをファンは望んでいるのだが…。
■プレジデンツカップでタイガー率いる米国チームが逆転勝利
自身をキャプテン推薦で指名し、プレーイングキャプテンとして臨んだ初の「プレジデンツカップ」。しかし最初の3日間はアーニー・エルス(南アフリカ)率いる世界選抜チームに大きくリードを奪われた。ペアリングも含めてキャプテンであるウッズの戦略への批判の声も上がる中、戦いは最終日、シングル戦へと託された。
タイガーはジャスティン・トーマスと組んで、初日、2日目とそれぞれ勝ち点を上げたが、3日目は休養、それも最終日へのパワーを保つためだった。2ポイントを追う最終日は自身をトップランナーに据えるとエイブラハム・アンサー(メキシコ)に圧勝。その勢いはチーム全員に伝わり8ポイントを上げて大逆転、「自分のチームメイトを信頼していた。心から誇りに思う。人生最高の瞬間だ」と至福の時間を過ごした。
協力・武川玲子

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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