27日から宮崎県にあるUMKカントリークラブにて開催される予定だった「アクサレディス」の中止が発表された。これで国内女子ツアーは開幕から4試合連続での中止となったことを受け、同県出身の大山志保がコメントを寄せた。
「地元での開催を心待ちにしておりましたので中止となり、誠に残念です。大会開催に向けて、ご尽力いただきました関係者の皆様に感謝申し上げます」と生まれ故郷での大会が中止となり悲痛な思いを口に。
宮崎県は大山にとって最も気合いの入る土地の1つ。同県で行われるメジャー「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」では過去2勝を挙げている。さらにアクサレディスの18年大会では前年患った頸椎椎間板ヘルニアを押してでもプレーしようと試み、欠場となった際には「地元での大事な試合なので出たかった。悔しいけれど、欠場を決めました。悔しいし、情けない気持ちがあります。難しい決断でした」と言葉を詰まらせるなど思い入れのある舞台だった。
また、今年は2月に結婚、地元大会で“ミセス”として初めて出るトーナメントとなる予定だった。「一刻も早くこの事態が終息し、皆様が安心して過ごせることを心より願っております」と早く落ち着きを取り戻すことを願った。
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