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海外女子メジャーのエビアン選手権が日程を変更　コロナ禍でも柔軟な対応

米国女子ツアー（LPGA）と欧州女子ツアーは27日、海外女子メジャー「エビアン・チャンピオンシップ」の日程を変更すると発表した。7月23〜26日開催予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大により大幅なスケジュール変更を余儀なくされるなか、あらたに8月6〜9日に開催されることになる。
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変更後の週は、東京五輪の女子ゴルフが組み込まれていた週。五輪も延期となり、オープンウィークとなった場所に移ることになる。五輪を見越して組まれたハードな日程だったことを踏まえ、「選手にとっても移動が楽になる」とLPGAコミッショナーのマイク・ワン氏。翌週以降はスコットランド2大会にイングランドでの大会となっており、日程の無理は解消されたかたちだ。
LPGAはすでに春先の複数大会を延期すると発表。2週後に開催予定だったメジャーの「ANAインスピレーション」は9月に移動。他の大会も空いている週に組み込む予定。ワン氏は「今回の変更により、スケジュールが詰まっている夏から秋にかけて延期の試合を組み込みやすくなった」とした。
2月からツアーは停止状態だが、迅速な日程変更を行うLPGA。職場を失っている個々の選手にもねぎらいや励ましの連絡を入れているワン氏の手腕が大いに発揮されている。
<ゴルフ情報ALBA.Net>