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JLPGAが新型コロナに関する特別規定を制定　感染時の出場義務免除などを明記

日本女子プロゴルフ協会（JLPGA）は3日（金）、「LPGAトーナメント新型コロナウイルス感染症対策特別規定」の制定を発表した。世界で拡大を続ける感染症から選手、関係者、ファンの安心・安全を確保するための規定としている。
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現在、開幕から7試合連続で大会中止が続く国内女子ツアー。今後についても先が見えない状況ではあるが、今回制定された特別規定は、主にトーナメント開催時の選手の体調面に関わる義務や免除が中心になっている。
その内容をみると、まず第1条がエントリー手続き完了後に、体調不良や濃厚接触、入国制限など感染症の影響で試合を欠場する場合の義務免除に関するもの。レギュラーツアー、ステップ・アップ・ツアー、レジェンズツアーそれぞれの規定に基づくエントリー完了後の出場義務のほか、レギュラーツアーにおける賞金シード選手及び前年度欠場競技の出場義務、並びに前年度優勝者の翌年度出場義務に関わる3項が追加された。
現在レギュラーツアーでは、前年に優勝した大会や、欠場した大会については翌年の出場義務試合となるが、感染症が原因で欠場した場合については、免除されることを意味している（欠場大会に関しては翌年度に義務が発生）。
この他、選手の遵守事項も追加。ここには外務省から渡航中止勧告が出ているレベル3地域や国へ訪問した場合、各トーナメントの指定練習日初日から起算して14日以内だった場合は出場できないということや、検温・体調検査の義務、 37.5度以上の発熱が確認された場合の対応などが記されている。
なお、この特別規定については、発表日となった3日から施行される。
<ゴルフ情報ALBA.Net>