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ウッズVSミケルソンの「ザ・マッチ」開催が確定！　NFLのスターも登場

少し前から噂のあったタイガー・ウッズVSフィル・ミケルソンの「ザ・マッチ・チャンピオンズ・フォー・チャリティ」の開催が確定、22日、主催するターナースポーツのウェブサイトの1つ、ブリーチャーリポートが伝えた。大会確定を伝えるブリーチャーリポートのツイートに、ミケルソンは「決まったね！」とリツイートで応えている。
豪華！賞金900万ドルを前にするウッズとフィル【写真】
ターナースポーツによると開催は5月。無観客で行うテレビマッチになり米国ではTNTが放映、収益は新型コロナウイルス感染対策のための基金となるという。
ウッズとミケルソンは18年11月に賞金900万ドル（約9億7000万円）を懸けた「ザ・マッチ」をラスベガスで開催、18ホールでは決着が付かずに22ホール目でミケルソンが勝利し大きな話題となった。
今回の「ザ・マッチ」にはゴルフ界のスーパースターの2人に加えて、NFLからもスーパースターが登場。ニューイングランド・ペイトリオッツからタンパベイ・バッカニアーズに移籍したクォーターバックのトム・ブレイディと、史上最高のクォーターバックと称される元インディアナポリス・コルツのペイトン・マニングの2人が参戦する。今回はダブルス戦となりウッズがマニング、ミケルソンがブレイディとペアを組むとみられている。
決まっているのは5月というだけで、日付と場所は現在調整中だが、ウッズとブレイディが南フロリダに住み、ミケルソンも現在ウッズ自宅近くのジュピターアイランドに自宅を建設中であることから、南フロリダのどこかのコースになると見られる。
PGAツアーメンバーのテレビマッチなどにはPGAツアーからの承認が必要だが、PGAツアーは「現在、安全や他の状況から話し合いを進めているところ」とまだ未承認だとしているが、フロリダ州知事のロン・デサンティス氏は先週大会開催に前向きな発言をしている。「ウッズとミケルソンがソーシャル・ディスタンスを取ってプレー、そしてギャラリーなしなら開催は可能。人々はこういう大会を欲している」と実現に後押しをしていた。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で3月半ばから世界中であらゆるスポーツイベントの中止が続いているが、実現すればPGAツアー再開を予定しているチャールズシュワブ・チャンレンジ（6月11日開幕）より半月以上早く世界最初のライブイベント、集まる人数などはツアーイベントよりもはるかに少ないが、大会実施スポーツがカムバックするための大きな一歩となりそうだ。（文・武川玲子＝米国在住）
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