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2020-21年シーズンは「マスターズ」「全米OP」が2回ずつ?

「チャールズ・シュワブチャレンジ」(6月11〜14日)でのツアー再開を発表した米国男子ツアー。今年の海外メジャー4試合のうち、「全英オープン」は中止となったが、残り3試合は延期となり新日程に組み込まれた。
・「全米プロゴルフ選手権」5月14〜17日⇒8月6〜9日
・「全米オープン」6月18〜21日⇒9月17〜20日
・「マスターズ」4月9〜12日⇒11月12〜15日
米国男子ツアーは秋口がシーズンの変わり目となるため、「全米オープン」と「マスターズ」は、実質翌シーズンとなる2020-21年シーズンに持ち越しとなった。現段階で同シーズンの日程は12月の「QBEシュートアウト」までしか発表されていないが、通常通りでいけば、同シーズンに「マスターズ」と「全米オープン」が2度ずつ開催されることになる。年間王者を決めるフェデックス・カップのポイントレースや賞金ランキングへの影響はどう調整されるのだろうか。
再開後の日程どおりにトーナメントが実施できれば、2019-20年シーズンは36試合。これなら「1シーズンとして成立する」と、選手会の合意のもとでツアー再開が発表されたが、試合数が4分の3まで減少した現状で、年間王者を決めるポイントレースについての対応はまだ詰められていないようだ。一方で、今週に入って出場資格については新たな発表があり、現在の出場資格が来季も維持される方針だ。
以下、アンディ・パズダー(競技責任者)、タイラー・デニス(運営責任者)による質疑応答。
■シーズンの4分の3が開催できればシーズンが成立するとしているが、シーズンが成立しないと判断する線引きは?
パズダー:現段階では確実な数は決めていない。過去、他のスポーツリーグでもロックアウトやストライキなどの理由によってシーズンが短縮された事例も見てきた。現段階でシーズン成立を考えると「チャールズ・シュワブチャレンジ」で再開できた場合、シーズンの4分の3試合を開催することがひとつの安心材料だといえる。“Xの数の大会数以下になった場合、Yという判断になる”という基準値は決めていない。
■2020-21年シーズンは、現状「マスターズ」「全米オープン」が2回となっているようだが、フェデックス・カップのポイント配分はどうなるのか?
パズダー:まず最初に、再開後の試合からプレーオフシリーズまでの試合で、同ポイント数に関しての調整は行わない。最終決定は下されていないが、プレーオフシリーズの最初の2試合でのポイント構成に変更が必要かを検討している。シーズンの25%の試合が中止となり、同ポイントに関しては30%ほどが無くなった。そのため、プレーオフシリーズの始めの2試合でポイントを減らすことが妥当かどうかを検討している。例年では、プレーオフシリーズでは割り当てられたポイントの4倍が付与されたが、おそらく3倍になる可能性も話し合っている。2020-21年シーズンに関しては、同システムの調整については予定していない。
■2部ツアーのコーン・フェリーツアーでも新日程が発表されたが、PGAツアーへの出場資格を与える基準はどうなる?コーン・フェリーツアーからの昇格基準と、資格を失った選手への対応は?
デニス:これについては多くの議論を重ねてきたが、今の質問を含めて現在検討している。コーン・フェリーツアーのメンバーや、同ツアーからPGAツアーへ昇格される選手への出場資格について、いくつかのオプションを検討しており、ハイブリッドモデルともいえる案を考えている。
今年のプレーをもとにPGAツアー選手に来季の出場権を与えるが、今季の出場資格保持者でランキング上位125位に入らなかった選手に対しては、その資格を保つ策を探す方針だ。何らかの方法で翌シーズンへの出場権を保持する。コーン・フェリーツアーに陥落する選手、そしてコーン・フェリーツアーから昇格する選手は、シーズンを通して両ツアーに参戦できるようにするなどの方策を検討している。この件についても、詳細は今後決まる。今は検討段階で、PAC(プレーヤー諮問委員会)や選手ディレクターとともに検討している。
パズダー:新日程の36試合には、プレーオフシリーズの3試合を含む。これは当初予定していた49試合の約4分の3を占め、ポリシー委員会では、もし36試合を行うことができれば今シーズンのフェデックス。カップは完結できると考えている。
■シーズンを完結させるという話をしていたが、コーン・フェリーツアーの選手の2020-21年シーズンのPGAツアーへの昇格を含めて、完結できると考えているか?マンデートーナメント(試合ごとの予選会)を調整する、または廃止することに関しての話し合いはされているか?
パズダー:コーン・フェリーツアーについては、最終決定が下されてから答えるほうがいいと考えている。ポリシー委員会がPGAツアーについて、出場資格が来シーズンに持ち越されるかの決定を行う方針だ。これはまだ仮決定の段階のため詳細は明かさない。
しかし、PGAツアーでは来シーズンへ出場資格を持ち越せる手段を考えていることはお伝えできる。これにより、コーン・フェリーツアーの出場資格に関するシステムについても何らかの影響があり、コーン・フェリーツアーからPGAツアーへの昇格を阻む可能性も出てくる。彼らの出場資格については、2020-21年シーズンに統合されるべきだと考えている。
――
質疑応答では出場資格について様々な案が検討されているとしたが、4月30日に出場資格について新たな決定が下された。試合数の減少にともない、現在の出場資格を来シーズンも継続。通常フェデックス・カップポイントランキング125位までに出場資格が付与されるが、救済措置として126位以下の選手も継続して出場できることとなった。
一方で余波を受けたのが下部のコーン・フェリーツアーの選手たち。通常はコーン・フェリーツアーからPGAツアーへ昇格できる条件は以下の通り。
・年間の賞金ランキングトップ25位の選手は昇格
・上記を除いた75位までの選手は、PGAツアーのフェデックス・カップポイントランキング126〜200位までの選手と入れ替え戦に臨み、トップ25位に入れば昇格
ところが、上記の救済措置にともなって賞金ランク25位から10位までに枠を縮小、さらにはトップ10に入ったとしても一部の試合に出場が限られる見込みとなっている。
コーン・フェリーツアーは、PGAツアーと異なり1月にシーズンが開幕したが、3月からの12試合が中止や延期に。ツアー再開は、PGAツアーと同週の6月11日〜14日に新規大会を設けてスタートを見込んでいるが、今シーズンは全17試合のみとなるため、来季までシーズンが延長される方針だ。トップ10から漏れた選手たちは、もう1シーズン下部ツアーで戦うことになるのだろうか。PGAツアーへの昇格を目指してきた選手にとっては、大きな痛手となりそうだ。

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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