9月に開催予定の「ライダーカップ」。欧州チームのキャプテンを務めるのはパドレイグ・ハリントン(アイルランド)。新型コロナウイルス感染が収束しなければ無観客試合になる可能性が取り沙汰される中、ハリントンは「例え無観客でも開催に賛成」と発言。スカイスポーツのインタビューに答え「毎日できる限りの準備をしている」と熱く思いを語っていたのだが、その中でうっかり副キャプテンの名前を口にしてしまう失態を演じた。
「きょうも(欧州ツアー、ライダーカップディレクターの)ガイ・キニングスと電話で話し、そのあと副キャプテンの一人の“ルー…”おっと…。言いかけてしまった…。言ってしまったか(笑)」と大いにハリントンは焦った。
“ルー…”とは…、そう、ルーク、ルーク・ドナルド(イングランド)のことだ。
ハリントンは一人目の副キャプテンに2018年大会でも副キャプテンを務めたスウェーデンのロベルト・カールソンを選出していたが、二人目の発表はまだ公表されていなかった。
ルークが副キャプテンの話題はあっという間にSNSで拡散。正式発表はまだだが、ドナルド本人も「まだ秘密のはずだったのに…」とツイート。ハリントンは「すまない。でも秘密にしておくにはあまりにもいいニュースだったから」とリツイートしていた。
ドナルドとカールソンはともにフランスで開催された18年大会でキャプテンのトーマス・ビヨーン(デンマーク)を副キャプテンとして助けた仲間で、欧州チームを勝利に導いている。(文・武川玲子=米国在住)
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