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新帝王ワトソンは手首の強さでボールをつかまえる【レジェンドのスイング回顧録】

1949年生まれのトム・ワトソン(米国)は、米ツアー通算39勝、全英オープンに5回勝つなどメジャー通算8勝を挙げた。米ツアーの賞金王は5回獲得。特に全英オープンで強さを発揮して、2009年の同大会では59歳で優勝争いを演じた。最後の72ホール目をパーで上がれば最年長優勝だったがボギー。最終的にはプレーオフでスチュワート・シンク(米国)に敗れている。ワトソンが28歳だったときの5番アイアンのスイングを、ゴルフスイングの歴史に詳しいプロコーチの井上透氏が解説する。
帝王ニクラスの後継者として“新帝王”と呼ばれたワトソンの5番アイアン【連続写真】
ワトソンのスイングはジャック・ニクラスに近いですね。バックスイングでは左足をヒールアップして、トップで体の軸が左に倒れる動きが入ります。これにより、ダウンスイングでは左に強く踏み込むことができて、より大きな加重を生み出すわけです。現代の選手のようなヒザを伸ばす動作は入りませんが、地面反力を使っているのは間違いありません。
トップからダウンスイングに入るときに、屈曲角(左腕とクラブが作る角度)が浅いのはウィークグリップだから。フットワークで大きな力を生み出していますが、それに対してクラブにかけている力はあまり強くない。フックグリップで握って屈曲角を深くすれば、もっと飛ぶと思います。
ウィークグリップなので、フェースを開かないようにするために、トップでヒンジングを入れています。コッキングは手首をタテに折る動き、ヒンジングは手首をヨコに折る動きです。つまり、ワトソンは左手首を手のヒラ側に折るヒンジングでフェースを閉じていた。ボールをつかまえて飛ばすためにはこう振るしかなかったのです。ただし、この動きは手首を壊す危険がある。ワトソンは手首が強かったからできたのです。やはり今なら、フックグリップに握ってフェースが開かないようにしたほうが良いでしょうね。
■解説・井上透
1973年生まれ。神奈川県出身。1997年からツアープロコーチとしてのキャリアをスタート。中嶋常幸、佐藤信人、米山剛などのコーチを務めた。現在は成田美寿々や穴井詩らを指導している。東京大学ゴルフ部監督としての顔も持つ。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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