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ジャスティン・トーマスは超高難度のジャンプ演技でバーディを量産する【超一流のスイング術】

27歳の若さにして米ツアー通算12勝のジャスティン・トーマス(米国)。2017年には「全米プロゴルフ選手権」を含む5勝を挙げて、フェデックスカップ年間王者に輝いている。今季も中断するまでの出場8試合で2勝し、フェデックスカップランキングは2位、賞金ランキングは1位と好調をキープしていた。1ラウンドあたりの平均バーディ数は4.93(2位)と、ビッグスコアが出る試合展開に強い。2017年の「ソニー・オープン・イン・ハワイ」では通算27アンダー(59、64、65、65)で優勝した。米ツアーのトッププレーヤーの中では身長178センチと小柄ながら、両足カカトを浮かせるジャンプアップ打法で300ヤードを超えてくる。そんなトーマスのスイングを、最先端の理論に精通しているプロコーチの井上透氏が解説する。
脚の使い方がよく分かる! 短パン姿のトーマスのドライバーショット【連続写真】
トーマスはアドレスのバランスがいい。骨盤の中心と胸郭の中心と頭を結んだ線を、傾けることなく垂直に構えています。インパクトで体が左に突っ込まないので、最初からボールを右から見る必要がないのです。そのバランスのいいアドレスから、両足カカトを浮かせてアッパーに打ち抜いていく。非常に高難度のジャンプ演技と言えます。
切り返しで左に踏み込んだときに、ツマ先に重心があるとトーマスのようにツマ先軸回旋になります。反対に今のタイガー・ウッズのようにカカトに重心があるとカカト軸回旋に。両方の選手が存在します。トーマスが左ツマ先軸で回れるのは、切り返しで骨盤をあまり左にスライドせずに、ボールに対して右サイドのポジションを取れるから。スタンスの中心ラインよりも骨盤が手前で回転するとカカトが浮いてツマ先軸になる。これはクラブヘッドをアッパーに入れるためでもあるのです。
打ち抜いた後のフォロースルーを見てみると、右腕とシャフトが一直線になり、フルリリースできていることが分かります。ジャンプすることが目的ではなくて、地面からの反力を得ようとした結果として、カカトが浮くのです。体が小さくてもこれだけ飛ぶというのは、脚の力とクラブにかかる力の両輪で、効率的に力をボールに伝えられているから。300ヤードヒッターを大量生産しているこの時代を象徴する選手の一人だと思います。
■解説・井上透
1973年生まれ。神奈川県出身。1997年からツアープロコーチとしてのキャリアをスタート。中嶋常幸、佐藤信人、米山剛などのコーチを務めた。現在は成田美寿々や穴井詩らを指導している。東京大学ゴルフ部監督としての顔も持つ。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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