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内川聖一の自主トレで福田真未が覚醒 あまりの出来の良さに「むかついた(笑)」【内川聖一×福田真未・異色対談】

新型コロナウイルス感染拡大により、開幕が大幅に遅れたプロ野球と国内女子ツアーだがようやくそれぞれ開幕が決定した。そんななか、今年の1月に合同で自主トレを行ったという福岡ソフトバンクホークスの内川聖一と福田真未のリモート対談が実現! お互いの印象から、スイング作り、調子が悪くなったときの脱出法までとことん語り合ってもらった。今回は、出会ったきっかけからお互いの印象について。
■出会ったきっかけは?
内川聖一(以下、内川):福岡ソフトバンクホークスの内川聖一です。このたび、福田真未プロのおかげでALBAさんの企画でこのようなリモート対談をさせていただきまして、本当にありがたく思っております! 僕もゴルフが大好きなので、ぜひゴルフファンの皆さんにも野球に興味を持ってもらえるような対談になるといいなと思っています。よろしくお願いします。
福田真未(以下、福田):女子プロゴルファーの福田真未です。よろしくお願いします!
内川:これを見ている方は、最初に「なんでこの2人なんだ?!」という話にまずなると思うんですが、2019年の12月に共通の知人を通じて一緒にゴルフをさせていただきました。そして今年の1月ですね。プロ野球選手の1月の自主トレといえば何となくニュースなどで見る機会があると思うのですが、その僕が一緒にやっているメンバー、まぁ“チーム内川”と勝手に言っている人は言っているんですが、その自主トレに福田真未プロに参加していただきまして。そこで一緒にトレーニングをしたという関係性から今回このような対談になりました。では福田プロ、初めて内川聖一を知ったきっかけを!
福田:地元は福岡ですし、よく野球観戦も行っていたので、私は内川さんのことを昔から知っていました。なので、最初にお会いした時はすごく…、なんていうんですかね、信じられない感じでした。ゴルフをさせていただいたんですが、すごく優しくいろいろ話かけてくださって。さらに合宿にまで呼んでいただいて、本当にたくさん勉強させていただきました。感謝しています。
内川:ははは(笑)。別に、“内川聖一”という選手がここまでなったから「偉い」とかは思ってないし…。逆に僕らからするとね、ゴルフツアーで2勝している人とね、ゴルフを一緒にさせてもらえるなんてことは僕には夢みたいな話でした。
■体の使い方を覚えて福田真未が覚醒
内川:その自主トレの時にいろいろ話をさせてもらう中で、僕は正直に言ってゴルフのトレーニングを何も知らなかったので「どういうことをやるのかな」という興味もあった。逆に野球のトレーニングがこういうものなんだと知ってもらうと、もしかしたらゴルフにも役立つんじゃないかな、という気持ちもあった。それで一緒にやったらなと思った。僕も大分とか宮崎など近いところで自主トレをやっているので、福岡出身の福田真未プロに聞いたら、「ぜひ行きます!!」って言ってくれて。じゃあ一緒にやろうかという話になったんですけれども、一緒に自主トレしてみて、どうでした?
福田:ゴルフと野球は違うのはもちろんなんですけど、あまりにも皆さんが自分の体のことについてすごく勉強されていて詳しくて。私、まだまだ甘いな…、ってすごく感じました。そのなかで、たくさん体の動きを見ていて、ゴルフに共通するところもあったので、自分の中でそれを生かしながら、その後も練習させてもらっています。でも、本当にもっと自分の体について知っていかないといけないなって思わせてもらったのが一番ですね。
内川:そういうのを「知ろう!」と思うのって、やっぱりきっかけだと思う。僕も自主トレを今はこういう形でやっているけど、昔は先輩のお世話になって「この人はこういう意識でやっているんだ」とか自主トレの基準みたいなものを作ってもらったことで、今のチーム内川の自主トレというのができ上がってきている。だから、どこがきっかけになって、何に興味を持つかというのがすごく大事だと思っているし、今回一緒にやったことで、そういう風に思ってくれるのはすごくうれしいなと思った。僕からすると、ランニングの面とかトレーニングの面とかで、今まであまりトレーニングをやってなかったという話を聞いたので…。
福田:やってはいたんですけど…(笑)。もう全然です。やっているって言えないかもしれないレベルでした。
内川:そういう話を聞いていたので、「トレーニングの量とかどうしようかな」って思っていたんですけれども、まだ年齢も若いし、1月のうちだったら少し体のバランスが崩れてもシーズン始まるまでには戻るかなということで(まぁまぁの量に設定しました)。「どうしてもキツくなったら言ってくるだろう」というくらいの感じでやらせてもらったんだけど…、キツかった?(笑)
福田:短距離、瞬発系がすごく多いなと思いました。全然ついていけていない感じで、すごいキツかったです。でも、いつもと違う筋肉を使っている感じがして、新鮮で楽しかったです。
内川:そうだよね。そう思ってもらえて、良かったなって思うよ。むしろ1月のあいだって、野球もそうだしゴルフもそうだけど、あるていど体をもう一回作り直すとか、今まで使っていなかったところを使うようになると“ちょっと体が目覚める”じゃないけど、そういう意味合いもあっていろんなトレーニングをやっているから。
だから、ゴルフには本来どういうものが大切なのかということを正直僕もよく知らない。でも、僕はゴルフもやっぱり“再現性”が必要なスポーツだと思うんですよね。だから“再現性を作る”、“どんな時でも同じようなんスイングができる”などをするためには、疲れていても自分の体の動きを確認できるセンサーみたいなものができてくるともっと結果が出るんじゃないかなという思いで、僕は一緒にやらせてもらいました。僕の中で自主トレをして一番良かったかなと思ったのが、期間中に一緒にラウンドしている時に、「やばいですよ! 真っすぐしか行く気がしないです!」とか言っていて…。
福田:そう!(笑) そうでしたよね、あの時!!
内川:それで、本当に真っすぐしか行かないし。
福田:はい、確かに体がすごくいい感じでした。
内川:それを聞いた時に、トレーニングしてちょっとハマる部分がハマってきたりとか、自分の体の使い方ということに意識がいったことでそういう風になってくれたのかなと。それは良かったなと。
福田:はい、本当ですね。体の状態が自分でこうなっているというのが、今まではあまり分かっていませんでしたが、自主トレをやってすごく分かるようになりました。
内川:だから、なんだろう…、むかついたよね、むかついた(笑)! 僕なんて一生懸命これだけやって20年やっているのに、「おいおい! 1カ月、1週間、2週間でそんな球が真っすぐ飛ぶような感覚になるのか!!」と思った(笑)。
福田:いや、でも内川さん、めっちゃくちゃ飛ぶじゃないですか。
内川:飛ぶだけね…。でも、今後プロゴルファーとしてやっていく中で、1月の過ごし方がまたいい方向に行ってくれたらいいな、と思う。それはすごく良かった。
福田:本当にありがたいです。合宿の時に、みんな一生懸命にガーって練習してリラックスして、またガーってやるじゃないですか。ああいうメリハリも新鮮で。ゴルフじゃあまりないような、合宿だからあるようなことがたくさんありました。ゆっくり休んでいる時に内川さんがさりげなく話してくれることがすごく勉強になりましたし。
内川:そうなんだ。そういったオンとオフの使い分けみたいなものって大事にしなきゃいけないと思う。ずっとオンのままだと長く続かないでしょ。
福田:いやぁ、本当にそう思います。
内川:どうしても野球という競技はやることが多いし、走ってトレーニングして投げて打って、みたいなことをずっとやっているから、そのトレーニングを始める時にオンにする状態を作るためには、オフの時間もきちんと作らないといけないなって思っているんだよね。それは多分…、ゴルフもずっと集中しているわけじゃないでしょ?
福田:そうなんですよ。ゴルフもオンとオフが上手い選手が強いと思っています。
内川:そうだよね。そのあたりはゴルフも野球も一緒かな。そういえば“福田真未”という人はかなりの天然で、すごいエピソードがたくさんあると聞いていたんだけど、一緒にやってみて意外となんかそうでもないんじゃないかなって思ったのが正直なところなんだよね。
福田:うれし〜! ありがとうございます。
内川:すごいんでしょ?(笑)
福田:全然そんなことないんですけど!
内川:だから僕はもっと自主トレ中におもしろいエピソードを出してくれるんじゃないかなって期待していたんだけど。意外となんか全体は普通だったな。
福田:もうとりあえず緊張していたので、迷惑かけないように! と思って。そこだけ、はい、ちゃんとしました!
内川:逆に僕だけじゃなくて他の選手も福田プロがあれだけやっているんだから、俺らもやらないといけないなって気持ちになってくれただろうし。むしろ、違う刺激を与えてくれたことで良かったかなと。本当に感謝してます。

内川聖一(うちかわ・せいいち)/1982年8月4日生まれ、大分県出身。2000年にドラフト1位で横浜ベイスターズ入団、08年には右打者史上最高打率記録(.378)をマークするなど活躍。10年に福岡ソフトバンクホークスに移籍後も、巧みなバットコントロールを武器に優勝に何度も貢献している。18年5月9日にはNPB史上51人目の通算2000安打を達成、名球会入りを果たした。19年には自身初のゴールデングラブ賞に輝くなど、20年も攻守両面でチームを引っ張る。
福田真未(ふくだ・まみ)/1992年6月15日生まれ、福岡県出身。「全国高等学校ゴルフ選手権大会」連覇、ナショナルチーム入りなどアマチュア時代からその名をとどろかせていた。高校卒業後の2011年にプロテストに合格すると、17年11月の「伊藤園レディス」で初優勝。18年8月の「北海道Meijiカップ」でツアー2勝目を挙げた。19年は優勝こそなかったものの、6年連続のシード入りを果たしており、20年は更なる活躍が期待されている。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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