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ツアーも“悔いのない選択“を【小川淳子の女子ツアーリポート“光と影”】

「アース・モンダミン・カップ」開催に向けて、その10日前の15日、渋野日向子が行ったリモート会見が話題となっている。久しぶりにシブコスマイルがスポーツ紙の一面を飾り、ファンにアピール。ようやくシーズン初戦を迎えるムードが出来上がってきた。
スマイルシンデレラ誕生 シブコの全英Vをプレーバック【写真】
だが、残念ながらそれに続く2試合目の開催がまだ決まらない。ウイルス感染が収まったわけでは決してなく、リスクを冒してのイベント開催を、各主催者(スポンサー企業)が嫌がっているからだ。
同じ15日、日本プロゴルフ協会(PGA)も定例理事会後に会見を行い、「ISPS・コロナに喝!!シニアゴルフトーナメント」(7月30〜31日、静岡・朝霞CC)の開催が決まったことを発表。さらに8月には「マルハンカップ太平洋クラブシニア」(29〜30日、静岡・太平洋C御殿場C)と、それに伴うビッグイベントの開催を明かしている。前者は無観客だが、後者はギャラリーを入れる予定。もちろん、どちらも状況次第でどうなるかわからないが、それでも前向きなことはうかがえる。
「企業の考え方もそれぞれなので何とも言えません。ただ、リスクを恐れるばかりでは全く前に進めないのは事実です」。こう言ったのは、PGAの倉本昌弘会長だ。
アース・モンダミン・カップでは、大会会場に入る者全員に対するPCR検査を実施することが決まり、準備が着々と整いつつある。これに対してシニアは、PCR検査を行う予定はないが、最大限の感染拡大防止対策は取るという。
どちらも、まずは第一歩を踏み出すことを決めたのは、歓迎すべき状況だ。それを二歩目、三歩目にどうつなげられるか。現状では、主催者(スポンサー企業)に対して、リスク管理の確かさを担保して開催に踏み出してもらう努力が必要になってくる。そのためには、説得する側の覚悟が問われる。
無観客ながら先週、「チャールズ・シュワブ・チャレンジ」で再開した米ツアーも、地域によって状況次第で観客を入れたり、入れなかったりとフレキシブルに対応しながら、それでも試合を行う方向で前に進んでいる。その方向性が見えることで、試合に関わる人々や周囲の態度も変わってくるだろう。
渋野は、スケジュールも大きく変わった今年の海外メジャーへの出場や、今後の米ツアー挑戦について聞かれて「悔いのない選択をしたい」と答えたと報じられている。
周囲をおもんぱかったり、人の気持ちを斟酌(しんしゃく)することは大切だ。しかし、周囲への忖度ばかりで自分の気持ちを後回しにしているのでは“悔いのない選択”は決してできない。昨年の「全英AIG女子オープン」優勝で一躍スーパースターになった渋野は、日本のどの試合でも引っ張りだこだ。だが、それに忖度ばかりしていては、大きく羽ばたくことはできない。
試合がなければ、渋野のような若く可能性のある選手でも活躍する場がないことになる。ウイルス感染拡大防止が大切なのは当然だし、まったくリスクがない状況も当分なく“正解”はどこにもない。だからこそ、大事なのはその中でどう、腹をくくるかになってくる。
ツアーが前に進むためには、選手個人ではなく、各大会開催に向けても「悔いのない選択」をしていく必要がある。それを、この先どんな風に見せてもらえるのか。今年一年だけの話ではなく、長い目で見た将来もかかっているだけに、重要な局面が続いて行く。(文・小川淳子)
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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