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大会初代女王の服部真夕　自粛期間に身に付けた“レフティ”で予選会突破

＜アース・モンダミンカップ　事前情報◇22日◇カメリアヒルズCC（千葉県）◇6622ヤード・パー72＞
25日（木）から始まる国内女子ツアー開幕戦「アース・モンダミンカップ」のマンデー予選会が22日（月）に行われ、服部真夕が3オーバーの14位タイで本戦への切符を手にした。
雨だけでなく強い風が吹く難しいコンディションとなったこの日。途中、ダブルボギー、ボギーと続く厳しい状況となり「諦めそうになった」と気持ちの落ち込みはあったが、それでも粘りを見せてカウントバックで通過。「まさか自分が通るとは思わなかった。諦めなくてよかった」と安どの表情を見せた。
この自粛期間で身に付けた“奇策”がさえた。「アプローチイップスになってから、右でなかなかうまく打てない」という状況を打破するべく、“左打ち”に転向。その「かなり練習した」レフティでのアプローチの機会がこの日は4回も訪れたが、うまくしのいだ。「4回のうち2回がパーでした。右だとダブルボギーになってしまうところが、レフティだと寄せてパー、悪くてもボギーでおさまることを今日実感しました。本戦もこのスタイルでいきたいと思います」と戦える手ごたえをつかんだ。
今大会初年度となる2012年に優勝している服部。「この試合は勝っている試合ですし、良いイメージがあります。その時とセッティングは大きく変わっていますが、勝ったコースですし、思い入れもあるので、精一杯頑張りたいと思います」。新たにつかんだ技とともに、思い出の大会へと向かう。
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