<アース・モンダミンカップ 2日目◇26日◇カメリアヒルズCC(千葉県)◇6622ヤード・パー72>
ジャンボこと尾崎将司の指導を受けるルーキーたちが、開幕戦から前評判どおりの活躍を続けている。それが高校3年生世代だった昨年のプロテストに合格した笹生優花と西郷真央。同門で同級生の2人が、国内女子ツアーでの初賞金獲得を確実なものにした。
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初日を6バーディ・ノーボギーのトップタイで終えた笹生は、風が強く吹き出した後半16番でダブルボギーを叩くなど、この日は2つスコアを落とした。しかし前日の貯金も生かし、トータル4アンダーという結果に「予選を通ることが一番の目標だったので、それは良かった」とホッとした気持ちを隠さなかった。
「(コロナが)怖くてあまり外出はしなかった」という自粛期間中も、週に2回ほどは千葉県にある軍団の拠点“ジャンボ邸”に足を運び、師匠からアドバイスをもらった。昨年のプロテスト直後から指導を受け、ジャンボ仕込みの豪快なドライバーショットが大きな武器。「1日1日、1ショットずつ大事に楽しんで試合を終えたいですね」。残る2日間もまずは目の前のプレーに集中する。
一方の西郷も『ジャンボ尾崎ゴルフアカデミー』の1期生として、レジェンドに薫陶を受けた一人。昨年の「日本女子アマ」女王は、年末年始のオフに週1、2回ほどのペースでジャンボのもとを訪れ、ルーキーイヤーに備えていた。
2日目は4バーディ・3ボギーと1つスコアを伸ばしホールアウト。トータル3アンダーで2日間を終え、プロとして初めての予選通過を決めている。「元々ショットが得意ですが、この2日間は思うように打てず悩んでいました」と、持ち味はいまだ発揮しきれていない様子だが、「オフの課題だったパターがよかった」とグリーン上がスコアメイクのカギになった。
姉弟子の原英莉花も3アンダーで2日間を終え、順当に決勝ラウンドへとコマを進めた。ジャンボ軍団が新たに送り出した“10代ルーキー”2人も、残り36ホールでさらなる上位進出をにらむ。
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