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開幕戦ですべてを決めるのは早計 渋野日向子は次の試合に注目!【女子ツアー開幕戦見どころ特別編】

悪天候のため29日(月)に順延となった国内女子ツアー開幕戦の「アース・モンダミンカップ」。21歳の“黄金世代”田中瑞希、20歳の“プラチナ世代”古江彩佳、そして2001年生まれで18歳の“21世紀世代”西郷真央という若き最終組の争いは翌日へと持ち越しとなった。そんな最終日もチャンネル数は減少するもののインターネットで生中継される。そこで青木瀬令奈のプロコーチ兼キャディを務める大西翔太氏に見どころを聞いた。今回は特別編として予選落ちを喫した渋野日向子について振り返ってもらった。

■あくまで開幕戦 いろいろ試す選手も多かった
中止が相次いだなかでようやく迎えた開幕戦。さらに全日ネット中継ということもあってとても注目を集めています。開催にあたり主催のアース製薬さんをはじめ、ご尽力いただき誠にありがとうございます。この場を借りてお礼を申し上げたいと思います。
そんな状況で始まった試合なので忘れがちですが、この試合は“開幕戦”なんです。オフに取り組んできたスイングや新たな技術、クラブなどを試す場でもある。高額賞金大会でこの大会でいろいろ決まるだけに成績を求める選手も多いと思いますが、そういった側面もあるということです。
そこで渋野日向子プロですが、残念ながら1打足らず予選落ちとなりました。このことは大きく取り上げられ、オフに取り組んできたことに対しての疑問など厳しい言葉も聞かれるようになりました。
ですが、私はオフにやってきたことは間違っていた、というのは早計だと思っています。正直、練習場では悪く見えませんでした。ですが、試合では苦しんだ。やはり試合は別物だということです。渋野プロ自身「試合でやっていかないと自信もつかないし、課題も見つからない。挑戦しました」とオフに取り組んできたアプローチを“試していた”のです。
なぜなら、試合でしか試合の感覚は分からないからです。申ジエプロやアン・ソンジュプロたちが良い成績を挙げた翌週や、優勝した翌週にドライバーを替えたりするのも同じこと。練習場で何千球と良い球が打てたとしても、試合で役に立つかは分からないと知っているからです。
今大会の選手たちを見ても、スイングや道具を大きく変えた選手よりも、継続してきた選手のほうが上に来ているように感じます。だからといって大きく変えたことが悪いというわけではなく、「試合でテストした」という見方もできます。今シーズンは来年も含まれる。いつも以上に長いということ、まだ目先の結果ではなく長期的なスパンで見なければいけない部分もあるということです。
渋野プロの目標は世界で戦うこと。その将来を見据えて、このオフは取り組んできたと思います。ふわりと浮かすアプローチもそう。今大会に勝つためではありません。これで“チームしぶこ”は、課題も見えて次に向けて取り組むことも明確になったわけです。思い出してください。国内4勝目を挙げて最終戦の女王争いに望みをつないだ「大王製紙エリエールレディス」の前週は、予選落ちだったんです。今大会は予選落ちに終わりましたが、次の試合ではこのオフに取り組んだ渋野さんの進化が、きっと発揮されるのではないでしょうか。
解説・大西翔太(おおにし・しょうた)/1992年6月20日生まれ。名門・水城高校ゴルフ部出身。2015年より青木瀬令奈のキャディ兼コーチを務める。2016年にはキャディを務める傍らPGAティーチングプロ会員の資格を取得した。ゴルフをメジャースポーツにと日夜情熱を燃やしている。プロゴルファーの大西葵は実妹。

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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