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自身初の最終組で大健闘　田中瑞希は1差惜敗に「次は優勝できるように」

＜アース・モンダミンカップ　最終日◇29日◇カメリアヒルズCC（千葉県）◇6622ヤード・パー72＞
国内女子ツアー開幕戦「アース・モンダミンカップ」の最終ラウンド。ツアー初優勝を狙い、単独首位で最終日をスタートさせた“黄金世代”の田中瑞希だが、この日「73」で首位に1打及ばず、トータル10アンダー・3位タイで長い戦いを終えた。
「今日もいけるかなと思った」。1番パー5でのいきなりのバーディは、田中の背中を後押しするに十分だった。これ以上ないスタートだったが、そこから伸ばしきれない展開が続く。
前半は2バーディ・2ボギーのイーブンパー。「ショットが曲がっていたし、パットもちょっと緩んで外すことが多かった」と苦しみ、首位から陥落。トップと1打差で迎えた最終18番では、決めればプレーオフという約2メートルのバーディパットを決めきれず。惜しくも優勝には届かなかったが、自身初の最終組で初のトップ5入りと大健闘を見せた。
「自信にもなったんですけど、3打差でスタートして勝ちきれなかったのはまだまだ。もっと練習して、また試合が開催されれば上位に食い込んで優勝できるよう頑張りたいです」。船出を迎えたプロ入り1年目の“ルーキー”。今回の敗戦を糧にして、飛躍に向けてまい進する。
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