新型コロナウイルスと戦う医療従者たちの支援を目的としたチャリティマッチ「女子ゴルフ黄金世代×WOWOW スペシャルマッチ2020」が5日、千葉県で開催された。
出場したのは渋野日向子、勝みなみ、河本結、小祝さくら、原英莉花、大里桃子の6人。大会前に行われた抽選で、渋野と勝のペアが決定。チーム名は「でいところにあるでいこんてーてーてー」。なんでも、渋野の出身地、岡山弁で、意味は「台所にある大根炊いておいて」。これについて渋野は、「普通だとおもしろくないので、長いのが良かった」と、命名について説明した。
合計6ホールのマッチプレーで、渋野&勝、河本&小祝、原&大里組に分かれて熱戦が繰り広げられ、各ホールのスコアをポイント換算にドラコン、ニアピンなども挟みながら進行。河本&小祝ペアが優勝を飾った。
渋野はグリーンを狙うショットがオーバーするなど本調子とはいかず。ニアピン賞がかかったパー3では「ダフった!」とあわや池ポチャのシーンも。それでも好調な勝の助けもあって最後まで優勝を争った。最終的には2位に終わったが、同学年同士和気あいあいのプレーに終始笑顔だった。
「今日は本当にポンコツでした」と勝に頼りっきりだったプレーを振り返ったが、スクランブルのホールでバーディを獲れたので良かったです」と2人が交互に打つホールでのバーディなどチームワークの良さも見せた。
ホールアウト後の表彰式で渋野は、「風の時の打ち方だったり、取り入れたりできた」と、今後につながるプレーとなったよう。「すごいしゃべりがさく裂してしまって(笑)」と、不断見ることができない仲良しプレーの1日を振り返った。
このあとは少なくとも1カ月以上は国内試合はなし。8月20日からは「全英AIG女子オープン」が予定されているが、中止とならない限り出場の意向。その前週のスコットランドでの大会も推薦次第では出場したいと意気込む。全英連覇へ。充実したチャリティマッチになったようだ。
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