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男子ツアー“再開マッチ”へ選手会長・時松隆光らが意欲　PCR検査も会場で実施

今週9日（木）、10日（金）の2日間で行われる国内男子ゴルフのツアー外競技「JGTO共催ゴルフパートナーエキシビショントーナメント」の出場選手らが6日（月）、会場となる取手国際ゴルフ倶楽部（茨城県）でPCR検査を受診した。これで陰性という結果が出た選手は、8日（水）に会場入りしラウンドなど練習を行うことができる。
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この日はマスク姿の選手たちが、会場に特設されたテントで続々と検温・検査のみを実施。今大会は賞金加算対象にならないエキシビションマッチだが、1月の「SMBCシンガポールオープン」以来中止が続いてきた男子ツアーの“再開戦”となる。
今季からジャパンゴルフツアー選手会会長に就任した時松隆光は、「賞金ランクに加算はされませんが、待ちに待った戦いなので選手一同全力で戦うと思います」と約半年ぶりの試合に意欲十分。「無観客ながらも熱い戦いをしていた女子を見て、男子も…と思っています。インターネット中継を通じて男子ツアーの魅力を伝えられたらなと思います」と応援を呼びかけた。
先月17日に、今年、来年のシーズン統合を発表した国内男子ツアー。そんな長丁場の戦いで3季連続の賞金王を目指す今平周吾も、再開を待ちわびた一人だ。「試合をやりたかったですけど、なかなか始まらなかった。久々で緊張と楽しみと両方あります。ゴルフはあまり密にならない競技だと思うので、そろそろ始まって欲しいと正直思っています」と、ここを足掛かりにツアー本格再開へ…という気持ちも大きい。
またPCR検査についても、口々にコメントした選手たち。今平は「もっと時間がかかるかと思ったんですけど意外と簡単でした」と、初めて受ける検査の感想について話した。「すでにこの期間中（自粛期間）に2回検査を受けました」という池田勇太は、「今回は私も含めて皆が陰性であればいいなと思います」と無事開幕にたどり着くことを願っている。
この他、日本ゴルフツアー機構（JGTO）の青木功会長らコース内に入る関係者も、この日検査を受診。結果は明日、受診者に伝えられる予定となっている。
<ゴルフ情報ALBA.Net>