「ボストンに向かうのがとても楽しみだ」と金曜日の朝、タイガー・ウッズ(米国)が自身の公式ツイッターでコメント。プレーオフ第1戦の「ザ・ノーザントラスト」(8月20〜23日・TPC ボストン)に出場を発表した。
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「全米プロゴルフ選手権」を37位で終えたあとは復帰戦が話題となっていたが、現在フェデックスカップポイントランク47位のタイガーは、プレーオフ2戦目以降の出場資格がまだ確定していない。
ポイントランク上位者のみが参戦できるプレーオフシリーズ。125位までの第1戦、70位までの第2戦「BMW選手権」(8月27〜30日・イリノイ州)を戦い、上位30名が最終戦の「ツアー選手権」(9月4〜7日・アトランタ)に出場する。その後20―21シーズンの開幕戦となる「セーフウエイ・オープン」を挟んで、今年のメジャー2戦目となる「全米オープン」(9月17〜20日・ニューヨーク州)が開催されるので、タイガーは勝ち進めば最大で次週のザ・ノーザントラストから5週間で4大会に出場することになる。
タイガーがこの6ヶ月で参戦したのは、7月の「メモリアル・トーナメント」と8月の「全米プロ」の2大会だけ。また、3週連続で出場したのは直近では18年のプレーオフシリーズ。同年までプレーオフは4大会となっていた。最初の3大会を連戦して最終戦の出場権を得ると、その最終戦であるツアー選手権で5年ぶりのツアー勝利を挙げたのは記憶に新しい。
「これからの忙しいシーズンにしっかり仕上げて臨む」と全米プロ選手権を去ったタイガー。今シーズンも盛大なフィナーレに向けて、大いに期待できそうだ。(文・武川玲子=米国在住)
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