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野村敏京が日本勢トップとなる首位と3打差9位浮上！　低い球駆使でリンクス攻略

＜AIG女子オープン 2日目◇21日◇ロイヤル・トゥルーンGC（スコットランド）◇6649ヤード・パー71＞
昨年覇者の渋野日向子をはじめ多くの選手が強風に苦しむなか、スルスルとリーダーボードを駆け上がった。「AIG女子オープン」2日目、野村敏京が5バーディ・1ボギー・1ダブルボギーの「70」とスコアを1つ伸ばして、日本勢トップとなるトータル2オーバーの9位タイに浮上。首位と3打差と好位置で決勝ラウンドにコマを進めた。
前日にカギとして挙げていた距離感。これがこの日は冴えた。「今日は全体的にショットが良かったですね。大きなミスはショット的にはほとんどなかった」。それが相乗効果を生んだ。「ショットが良かったので長いパットが残らなかった。ミドルパットくらいの長さが多かったので距離感を合わせるのが上手くいった」とグリーン上もストレスなく、この日7人しかいないアンダーパーでのプレーに結び付けた。
リンクス特有のコンディションには低い球で対応。「私は元々球が低いのですが、それよりも低い球を打っています。こういったコースでは、いかにボールが風に流されないかが大事。そこに気を付けています」。拠点はこれまた強い風が吹くハワイとあって、「普段の練習から低い球を打っていますし、そういう球を打つのも好き」と手慣れた技術でスコアメイク。ここまでは完璧にミッションをこなしている。
優勝争いに加わっての週末となるが、「まだ天気がどうなるか分からない。優勝争いよりはこの2日間やっていたゴルフを守っていくのが大事だと思う」とマイペースを貫いてムービングデーでさらなる上を目指していく。
<ゴルフ情報ALBA.Net>