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タイガー・ウッズは上がり3ホールで連続ボギー　言葉少なく…、がっくり

＜BMW選手権 初日◇27日◇オリンピア・フィールズCC（イリノイ州）◇7366ヤード・パー70＞
硬く乾いたグリーンに苦戦したのはタイガー・ウッズ（米国）も同じだっった。
10番から出て後半の6番まではイーブンと耐えるプレーだったが7番、8番と連続3パットボギー。9番パー4はティショットを左に曲げると最後は3メートルのパーパットも入らなかった。
全米プロで撮影　タイガー・ウッズの最新ドライバースイング【連続写真】
「コースはとても良い状態だ。ただ自分が望む終わり方ではなかった。コースは難しい」とだけ振り返り、35度の熱波の中でのプレーにも「フロリダに住んでいるのだから暑さには慣れている。風が吹いてからはそれほどでもなかった。ただ蒸し暑かった」と話し、厳しい表情のままだった。
また、ウィスコンシン州で起きた黒人男性の銃撃事件に抗議してNBA（全米プロバスケットボール）やMLB（メジャーリーグ）でチームが試合をボイコットしている件について意見を求められたが、「コミッショナーと話した。そしてコミッショナーからステートメントが出されている。我々も同じ意見だ」と答えるに留まった。
タイガーは現在フェデックスカップ・ポイントタンキングで57位。次戦の最終戦、ツアー選手権に進む同トップ30位に入るには、他選手の状況はあるものの少なくとも今週、4位内に入ることが絶対条件。そうでなければ今週でタイガーのシーズンは終了する。
とはいえトップを行く松山英樹とは6打差。残り3日の追い上げに期待。（文・武川玲子=米国在住）

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