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史上初の初Vから3連勝かかる笹生優花　女タイガーと呼ばれることにどう思う？

＜ゴルフ5レディス 事前情報◇3日◇GOLF5カントリー みずなみコース（岐阜県）◇6571ヤード・パー72＞
先週の「ニトリレディス」で宮里藍、畑岡奈紗に続く史上3人目の10代での2試合連続優勝を達成した笹生優花。今週は史上初となる初優勝からの3試合連続優勝を目指して「ゴルフ5レディス」に出場する。
ニトリレディスの終了時間が遅かったため最終日は北海道にもう一泊、その足で岐阜に入ったという笹生。水曜日に18ホールの練習ラウンド、そしてこの日も雷雲により2度の中断がありながらも1ホール1ホール丁寧にコースを確かめた。「グリーンが先週と比べたら全然スピードが違いますし、フェアウェイの芝が長い。そこも気を付けないといけない」と小樽CCとまったく趣が違うコースを警戒する。
“あっさり”といってもいいほどの強さで2試合連続優勝。その1つ目となる「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」で同じ組で回った藤田さいきが、笹生を評して「タイガー・ウッズと回っていたみたい」と話したことからついたあだ名は“女タイガー”。各メディアがこぞってそのように呼ぶが本人はどう思っているのか。大前提として「うれしいです」としたうえで本音を明かした。
「ただ、自分が女タイガー・ウッズとは思えないです。全然タイガーみたいにメジャーに勝っていないですし、プロとして始めたばかり。ありがたいことですが、女タイガー・ウッズなんだなという感じにはなりません」
偉大なるレジェンドと比較されて謙遜するが、3連勝という偉業を前にしても「プレッシャーは、あるはありますが、そこに集中しても自分のためにならないと思う。いつもどおり予選通過を目指して楽しくやりたい」と泰然自若に振る舞うあたりも女タイガーと呼ばれるゆえんか…。何はともあれ、今回また1つ記録を作ればタイガーにまた一歩近づくことになる。（文・秋田義和）

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