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史上初となる初Vからの3連勝に黄信号　それでも笹生優花は泰然自若「伸びないのもゴルフ」

＜ゴルフ5レディス　2日目◇5日◇GOLF5カントリー みずなみコース（岐阜県）◇6571ヤード・パー72＞
初日を終えて1アンダー・39位タイにつけた笹生優花。2日目も3バーディを奪ったものの2ボギーと伸ばしきれずトータル2アンダー・47位タイで第2ラウンドを終えた。日本でのプロ初戦となる開幕から4試合連続で予選は通過したものの、史上初となる初優勝からの3連勝へは黄色信号がともっている。
優勝した2試合と同じように大会前には予選通過を目標に掲げたが、今大会はまさにそこを気にしてのプレーとなってしまった。トップスタートで1番から出たが先にスコアが動いたのは6番のボギー。7番で7mを沈めてバウンスバックを決めたが8番でもまたボギー。初日にイーグルを奪った10番、続く11番で連続バーディを奪ったが、その後は停滞。波に乗り切れないまま18ホールが過ぎ去った。
それでも試合後は“いつも通り”だった。この2試合との一番の違いを聞かれ「これがゴルフ。伸びるときも伸びないときもある」。不安になるとリズムが早くなると話していたことについては「意識したけど、できているか分からない。ただ試合中は直せないから、このあと練習場でキャディさんに見てもらう」。優勝した2試合と変わらない19歳がそこにいた。
最終日の目標を聞かれても「目標の順位もスコアもありません。伸ばせるだけ、頑張るだけです。何も変えたくないので、これまで通りやるだけです」と笹生。この不動心が強さの理由なのかもしれない。
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