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国内男子ゴルフの「カシオワールドオープン」が開催中止に　今季19試合目

10日、カシオ計算機株式会社、黒潮観光開発株式会社、株式会社テレビ高知、一般社団法人日本ゴルフツアー機構が連名で、今年の11月26〜29日にKochi黒潮カントリークラブで開催予定だった「カシオワールドオープン」の開催中止を発表した。
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「新型コロナウイルスの感染拡大や社会環境の変化を受け、開催に向けて慎重に検討を重ねてまいりましたが、ギャラリー、選手、ボランティア、大会関係者の皆様の安心や安全の確保を最優先に考え、この度の判断に至りました」としている。
本大会は毎年、翌週の優勝者や賞金ランク上位選手だけが出場できる「ゴルフ日本シリーズJTカップ」への切符をつかみ獲る戦いがある一方で、多くの選手にとっては賞金シードがかかる最終戦となっていた。今季は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、2020年と21年シーズンを統合することがすでに発表されている。これに伴い、現時点で保持している出場資格は来年末まで持ち越される。
国内男子ツアーは前週の「フジサンケイクラシック」で再開されたばかり。この「カシオワールドオープン」で今季19試合目の中止となった。今季は、1月のシンガポールで行われた「SMBCシンガポールオープン」と「フジサンケイクラシック」の2試合しかまだ行われていない。次戦は10月15日開幕の「日本オープン」となっている。
<ゴルフ情報ALBA.Net>