<ショップライトLPGAクラシック 初日◇1日◇シービュー・ドルチェホテル ベイC(ニュージャージー州)◇6190ヤード・パー71>
日本のエースが圧巻のゴルフを見せた。米国女子ツアー「ショップライトLPGAクラシック」初日は1イーグル・6バーディ・1ボギーの「64」。首位と1打差の7アンダー・3位タイで終えた。
「1日通してショットもパットもイメージ良くできたと思います。最初はタッチが合わなかったけど、徐々に合わせられた」と、パッティングが上り調子で、終わってみれば27パット。10メートル級のパットを決めてスコアを伸ばせば、きわどいパーパットも沈めスコアをまとめた。
10番からスタートし、12番、16番でバーディを奪うと、迎えた18番パー5。ピンまで217ヤードの2打目を9メートルにつけるとこれを沈めて今季初イーグル。4アンダーまで伸ばして後半に入った。
折り返し直後の1番でもバーディ、3番、4番でも約2メートルのチャンスを作り出ししっかりとバーディ。6番をボギーとしたが、7番では4メートルのパーパットを沈めると、8番で1メートルほど曲がるスライスラインのロングパットを沈めてみせた。
この日は14ホール中10ホールでフェアウェイキープ。パーオンも15ホールと、発言通り、ショットもパットもかみ合ってのスコア。序盤こそチャンスを決めきれないシーンもあったが、上々の滑り出しに笑顔を見せた。
先週はオープンウィークで、拠点とするフロリダ州で松山英樹からアプローチの指南も受けた。「私がいまいちばん悩んでいる部分なので、教えてもらってすごく参考になしました」と、米ツアーで戦うもう一人の日本のースからの手ほどきも自信につながっている。
首位とは1打差と絶好のスタート。持ち味のするどいショットでバーディ量産体制を築き、上向きのパッティングがさらに決まれば、優勝戦線の中心となるのは間違いない。今年は開幕戦から2戦連続で2位。そろそろ米ツアー4勝目が見られるかもしれない。
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