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【ジャパンゴルフツアー選手会通信:2020年選手会のミッションは?】

第1回では「そもそも、選手会ってなに?」というところをご紹介しました。
今回は、「じゃあ実際に何をやっているのか?」の部分をお伝えしていきたいと思います。
チャリティやジュニア育成に関する取り組みは、ファンの皆さんの目にも触れる機会が多いと思います。そのほかの基本的な活動としては、年に1回「東建ホームメイトカップ」前に行われる総会と、理事会を数回行って、方針の決定や情報交換を行います。
しかし、2020年はコロナ禍で試合も減ったことにより、ファンにとってはなかなか活動内容が見えにくい状況。試合がないこの数カ月、選手会はいったいどのようなことに取り組んできたのでしょうか。
その疑問にお答えするため、『ジャパンゴルフツアー選手会(←しっかり正式名称、覚えてくださいね!)』からプレゼンテーターをお迎えします!
そのプレゼンテーターとは…
現選手会副会長の池田勇太プロ。
2013年から3年間選手会長をつとめ、その経験を生かして現在も選手会をまとめるひとり。詳しく解説していただきましょう。

■会長・副会長だけじゃない 理事の役割分担って?
池田副会長(以下、池田) 「よろしくお願いします、副会長兼・事務局長兼・チャリティ担当リーダーの池田です。今日はぜひ、選手会としての活動を少しでも知ってもらえたらと思います」
記者 「よろしくお願いします。早速ですが、肩書きがたくさんありますね! 会長・副会長という以外にも、それぞれ役割が決まっているのでしょうか?」
池田 「そうですね。他にも『PR担当』、『ファンプロジェクト担当』、『ジュニアゴルフ担当』なども決まっています」
――
2020年のジャパンゴルフツアー選手会理事と、担当は以下の通り。
●選手会長
・時松隆光
●副会長
・池田勇太(兼事務局長 チャリティ担当リーダー)
・石川遼(PR担当 ファンプロジェクトリーダー)
・小鯛竜也(ファンプロジェクト担当)
●理事
・深堀圭一郎
・宮本勝昌
・小田孔明(ジュニアゴルフ担当)
・宮里優作(チャリティ担当)
・竹谷佳孝
・市原弘大(ファンプロジェクト担当)
・重永亜斗夢(ジュニアゴルフ担当)
・中西直人
・今平周吾
・堀川未来夢
・星野陸也
・ブレンダン・ジョーンズ(外国人担当理事)
・スンス・ハン(外国人担当理事)
このように、毎期担当を決めて、それぞれの活動を円滑に進められるようになっています。
チャリティやジュニアゴルフなどは、名前から活動内容が想像できますが、“事務局長”とはいったいどのような役割なのでしょうか。
ひとことで言うと、会長たちをサポートするための、裏方的な仕事を担う係。時松会長が“顔”として対外的な活動を、石川&小鯛副会長がファンプロジェクトに注力できるよう、経験者として細かな実務をサポートするのが池田“事務局長”のお仕事です。もともと選手が担っていなかった役割ですが、今年はコロナ禍もあり、より活動を強化していくためにも池田副会長が兼任することとなりました。

■ミッションその1 “コロナ禍のピンチを乗り切るため、よりパイプを太くせよ!”
記者「副会長が事務局長を兼任するのは、例年とは違う部分ですね」
池田「はい。ほかにも今年は“幹部会”を新しく作ったのが、今までとは違うところですね。この幹部会は、会長と副会長3人、そして日本ゴルフツアー機構(JGTO)の理事を兼任している市原弘大理事の5人で構成されています。
幹部会を作った大きな目的は、コロナ禍での様々な問題に対して、より迅速に対応を進めることです。今年はコロナの影響で、例年とは違った措置やスピード感のある対応が求められます。様々な問題解決に向けていち早く動くためにも、『幹部会⇒理事会⇒ツアーメンバー』とスムーズに情報の伝達が行えるようにと設置しました。
今までも、選手会の中での情報共有が少ないことが課題でしたが、今年は試合も行えず、年に1回行っている総会も実施できていない状況です。その中でツアーメンバーとのコミュニケーションというのはこれまで以上に大切になってきます」
――
例年ならば、4月の「東建ホームメイトカップ」開幕前に行っている総会はコロナの影響で実施できず、理事会も6月にようやくオンラインで2回目を開催。直接顔を合わせる機会が少ないぶん、密にやりとりを行うことが例年以上に求められます。
これまでは情報共有の方法として一斉メールを活用していましたが、今後は新たに独自のツールを取り入れて、ツアーメンバー206人に一斉連絡ができるシステムも準備中。理事会は1カ月半に1度のペースで行い、総会も年内に行えるよう、弁護士と相談しながら調整をしているそうです。
前回、選手会は“パイプ役”とご説明しましたが、このパイプをより太くすることが幹部会設置の主な目的。選手間での情報交換はもちろんのこと、JGTOとの連携を強化していくことも大事な役割です。

■ミッションその2 “今シーズンをどうするか!?”
記者「今年、実際に幹部会として取り組んだミッションとして、特に大きいものは何でしょうか」
池田「まずは、ツアー再開に向けてですね。最終的に『2020-21年シーズン統合』という形で決まりましたが、JGTOの競技運営部のほうではいろいろなシミュレーションを行って、5月の段階で3パターンのアイデアが出ました」
――
ジャパンゴルフツアーの試合を主管・一部主催をしている組織が『日本ゴルフツアー機構(JGTO)』。ツアー再開にむけて、JGTOと選手の間に立ったのが幹部会でした。
ツアー再開に向けて、JGTOで出ていた案は以下の3つ。
●8月の「長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップ」から再開し、2020年で完結
●2020年、2021年を統合する(←これに決定)
●2020年はツアーとしては行わない
これについて、まず幹部会から理事会に説明を行ったあと、JGTOの競技運営管理部のトップである田島創志理事に選手会理事会へ出席してもらい、意見交換を実施。それをJGTOに持ち帰ってもらって…というやりとりを7、8回ほど行ったそうです。
電話会議などを重ねて選手の思いをJGTOに伝えて、反映してもらう。これにより、現在のシーズン統合の形が6月中旬に決まりました。これを受けて、7月には『特別QT』の実施についても同じように決定。2020年の出場上位資格を得られなかった選手たちに、リベンジのチャンスを設けるために作ったのが特別QTでした。

■ミッションその3 “ファンのためにできることは?”
記者「そのような努力もあって、ようやく再開できたのが9月のフジサンケイクラシック。ここではファンに向けての情報発信に、特に力を入れていましたよね」
池田「こちらについては、ファンプロジェクト担当を中心に取り組んできました。リーダーの石川選手と、小鯛選手、市原選手です」
――
コロナのせいで次々に試合が中止になってしまった今年。8カ月ぶりにようやく再開を迎えた「フジサンケイクラシック」で、ファンにメッセージを届けようとプロモーション動画を配信。「この大会にかける選手の思い、ファンの皆さんへの思いがあるので、どうにか形にできればと思ってやらせていただきました」(石川)と、選手による手作りの動画で、ファンへの思いを発信しました。
今回は3つのミッションをご紹介しましたが、これらは数ある取り組みの中の一部。コロナの状況下で、ジャパンゴルフツアーを開催するために解決しなければいけない問題は、まだまだ山積みです。大きな課題のひとつが、海外選手の『入国問題』です。
「フジサンケイクラシック」でツアー再開を迎えましたが、水際対策で入国規制がかかっていたため、海外選手は参戦することができませんでした。賞金シード65人のうち、ツアーメンバー登録をしている外国籍の選手は29人。これらの選手がツアーに参戦できるようにするため、選手会はどう問題に立ち向かっていったのか。次回はその模様を詳しくお伝えしたいと思います!
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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