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「初めて」お褒めの言葉も　原英莉花“日本一”に師匠・ジャンボはグータッチ＆『オ〜ペ〜ンチャンピオン！』で祝福

＜スタンレーレディス　事前情報◇8日◇東名カントリークラブ（静岡県）◇6572ヤード・パー72＞
先週の「日本女子オープン」を制した原英莉花が、7日（水）に「スタンレーレディス」会場に入り、練習ラウンドなどで調整を進めている。「（この大会も）これまでと変わらず“1試合”と考え頑張りたい」と気持ちも新たに、2週連続優勝達成に挑んでいく。
原英莉花、日本一になって、グッと大人っぽくなった？【大会LIVEフォト】
同級生の小祝さくらを4打差で退けメジャー制覇を達成した原だが、その余韻に浸る間もなく静岡入りした。優勝翌日の月曜日には、クラブ契約を結ぶミズノの大阪本社を訪れ報告。ここで大勢の社員からの祝福を受けた。そして、その翌日、高校時代から師事するジャンボこと尾崎将司のもとに「ご挨拶にいかせてもらいました」。
そこで師匠とグータッチ。さらに『オ〜ペ〜ンチャンピオン！』という、“ジャンボイングリッシュ”で出迎えられた。「初めて『おめでとう』と言ってくださって、うれしかったです。初優勝（昨年のリゾートトラストレディス）の後は『たまたまだろう』だったので」。ようやく師匠からお褒めの言葉をもらうことができた。
ただすぐに話題は3日目、最終日と原と同組で回り、優勝を争った小祝さくらの話に移ったそうで、「さくらちゃんのプレーをすごくほめていました。直接ほめてもらえなかったです」と苦笑い。ただ、「常に（小祝が）ショットをピンにさしているなかで勝てたのはよかった。見ごたえのある試合だった」と、やはりご満悦な様子だったようだ。
携帯電話の無料通話アプリLINEには、試合終了後だけでも200件を超えるメッセージを受信。「普段、携帯電話をあまりいじるタイプではないですが、時間をかけてお返事をしていきたいと思います」。否が応でも“日本一”になった反響の大きさを感じる数日間となった。
激戦を終え「試合が終わった瞬間、疲れがドッと出て寝坊ばかりしていました」と疲労感は完全に消えてはいない。それでも、次の試合はすぐに訪れる。「いつかは獲りたいタイトルでした。いいゴルフをして勝つことができて、強い印象を与えられたことがうれしい。気を引き締めて、これからも1試合1試合プレーしていきたいです」。“メジャー女王”として戦う今後の試合を見据えた。（文・間宮輝憲）
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