<KPMG全米女子プロゴルフ選手権 初日◇8日◇アロニミンクGC(ペンシルベニア州)◇6577ヤード・パー70>
一時の不調から浮上の兆しを見せている河本結は、3バーディ・3ボギー・1ダブルボギーの「72」で回り、2オーバーの暫定40位タイ。ファーストラウンドは不満が残る結果となった。
河本結のドライバースイングは回転力MAX!【連続写真】
出だしの10番パー4から3オン3パットのダブルボギー。いきなりつまずいた。「出だしからもったいないのが続いて」と14番でもボギー。いきなり3オーバーのビハインドを背負う形になったが、それでも15番ではバーディを奪い、粘りを見せた。
「途中いいパーをたくさん拾っていたんですけど、やっぱり最後とか後半をアンダーパーで回れそうな雰囲気を、ショートパットを外してしまって。もったいないゴルフでしたね」と、折り返したアウトコースでは1アンダーで回りながらも最終ホールでも3パットボギー。後味の悪さが残るラウンドとなった。
短い距離はここ数試合ずっと課題。「ショートパットでどうしても手が動かなくなってしまっていて、1メートルを切るパットをどうしても外してしまうシーンが多かったので。それは本当に悔しいですし、どうしようもできないので、それ以外でどうにか立て直していくしかないかなと思います」と、この日もグリーン上の出来を悔やんだ。
今週は目澤秀憲コーチが合流し、ショットに関する悩みは解消しつつあっただけに、ショートパットを外したことがどうしても頭に残る。「本当にショートパットさえ決まってくれていたら95点つけられるくらいのラウンドだったので、なんかこう、もったいないに尽きますね」と、反省ばかりが口をつく。
とはいえトップとの差がそこまで開いているわけではない。「ビッグスコアが出るコースではないと思っているので、本当に地味なパーが成績に表れてくると思う」。やるべきことは、踏ん張ってスコアを落とさないこと。まずはパットを修正して、持ち味のショット力で粘り強く予選ラウンドを通過し、上位進出を目指す。
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