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マスターズグッズが“パトロンショップ”でオンライン販売へ ただしチケット保持者のみ…

開催直前で延期になった今年の「マスターズ」。4月から11月に日程を移すことで開催できることになったが、それでも無観客試合を避けることはできなかった。パトロンの居ないオーガスタナショナルGCは、いったいどんな姿になるのだろうか？
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マスターズには数年前に新築されたばかりの巨大なマーチャンダイズ（大会公式グッズ）ビルディングがあり、そこで大会のロゴ入りグッズがたくさん売られているが、「全米オープン」や他のメジャー大会がオンラインなどでも購入できるのに対し、マスターズグッズが買えるのは現地のショップだけ。しかし今年はその限りではないようで、オーガスタナショナルGCは15日、今年のチケットを保持する人にオンラインでグッズ購入ができる旨のメールを送付した。
その名も“パトロンショップ”と呼ばれ、残念ながら一般には公開されず、今年のマスターズを観戦するはずだったパトロンだけが購入できる特別なオンラインショップとなる。さらに購入は2アイテムまでと制限されているから、やっぱりこの大会は特別だ。
他のメジャー大会と違い、マスターズは帽子や一部のグッズには開催年数が入っているが、シャツなどはほとんどがロゴオンリー。どんなアイテムがオンラインで販売されるのかはまだ分からないが、このパトロンショップは11月上旬にオープンするという。
ちなみにマスターズの賞金総額は、開催期間週の土曜日に毎年発表される。それはチケットやこのマーチャンダイズ、コース売店の売り上げなどすべてが加味されて賞金が決められるからだと言われているが、何事も詳細を明らかにしないのもマスターズ。それが本当であれば、このショップの売り上げも11月の賞金総額の一部になることだろう。（文・武川玲子＝米国在住）
<ゴルフ情報ALBA.Net>