「マスターズ」開幕まで4週間を切り、ゴルフ界はやっぱりマスターズ一色。地元の空撮会社「ユーリカ・アース」から公開された航空写真によると、13番パー5のティにどうやら変更はなさそうだ。
パトロンも超熱狂! タイガー優勝の瞬間【写真】
“アザレア”と呼ばれる同ホールは、11番からの3ホールで形成される通称「アーメンコーナー」の最終ホール。昨年は510ヤード・パー5でプレーされた。
コース改造なども含めて情報を公開しないオーガスタナショナルGCだが、周辺の土地購入を続けており、「13番ティが後ろに下がって距離が伸びる」との憶測が飛び交っていた。この航空写真によると実際に20〜25ヤードはティを後方に伸ばすことは可能。
昨年のマスターズではフレッド・ライリー会長が「13番ホールは距離を伸ばすことが可能。だが、R&A、USGAの飛距離への対応を考慮して、慎重に決めたい」と話していた。
しかし、写真では現在は整備用道路との間に新しい木も植えられており、少なくとも数年は移動がなさそうだ。
2002年以降、オーガスタナショナルGCでは14ホールで距離が伸ばされてきた。ただし、マスターズはバックナインで13、15番と2つのパー5でイーグルもあり“リスクリワード”の追い上げがあり得るのが醍醐味でもある。折しもブライソン・デシャンボー(米国)が体重を20キロ増やして380ヤードを飛ばしている昨今、よりエキサイティングな戦いになるのだろうか?(文・武川玲子=米国在住)
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