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プラチナ世代・西村優菜の初V 勝因は“好敵手”のイーグルと、勝負どころの“ダフリ”【隣で見た逆転劇】

「樋口久子 三菱電機レディス」でプラチナ世代2人目のツアー優勝者となった西村優菜。首位を走る勝みなみと6打差からスタートしながら、サンデーバックナインで5つのバーディを奪うなど「65」を叩き出して見事逆転した。そんな劇的な戦いをキャディとして隣で見ていた小谷健太氏は隣でどう見ていたのか。
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まとめから言えば、「すべてがうまくいった」ということ。打数の差があったからか、組内でも会話があり、ガチガチになることがなかった。朝イチで前回の優勝争いで獲れなかったバーディを獲れた、そしてすぐにボギーも打ったことで気持ちが落ち着いた…などなど優勝するときは導かれるように良い流れが生まれるもの。なかでも小谷氏が勝因に挙げたのが「優勝争いのライバル・勝みなみプロの9番でのイーグル」と「首位で並んで迎えた18番の2打目」だった。
「6打差からスタートしましたが、どんどん差が縮まって気が付いたら2打差とチャンスが出てきました。たぶん、そのまま後半へと入っていたら、相手との駆け引きを考え出してしまっていたと思います。でも、勝プロが9番でイーグルを獲ったことで再び4打差となり、もう一度“自分のゴルフ”に集中せざるを得なくなりました。折り返しのタイミングで、西村プロに声をかけようとしたら吹っ切れた顔をされていたので、言わなくても大丈夫だなと思いました」(小谷氏)
次の10番で「入れてはいけない」左のバンカーに入れながらパーをセーブ、そして西村が苦手としていた11番で右手前2メールにつけてバーディを奪うと、「そこからは基本的に風と残り距離を言うだけでした。(ゾーンに)入っていたと思います」とスイッチオン。14番から3連続バーディで一気に追いついた。
そしてもう一つのキーに挙げたのが、18番のセカンドショット。ティショットをフェアウェイに置いて迎えた場面だった。強気に行きたくなる気持ちを抑えつつレイアップを選択した西村は残り75〜80ヤード、58度のウェッジで狙える距離に置こうとした。だが、この2打目は大ダフリをしてしまう。
「結構手前からクラブが入って思ったよりも飛ばなくて。でも、それがピッチングウェッジでフルショットのピッタリの距離でした。中途半端なダフリだったら、中途半端な距離が残っていたと思うんです。西村プロも“ダフっちゃいましたね”と笑っていて、逆にリラックスもできたと思います」
開き直って残り115ヤードからPWで放たれた3打目はピンにピタリ。見事これを沈めて大逆転劇を締めくくった。
隣で感じる西村の強さはリズムとメンタル。「担がせてもらって3試合ですが、本当にリズムが崩れません。だから本当にショットが安定しています。そして気持ちの切り替えがすごいですね。3連続バーディの間にも“あそこにカメがいるね〜”なんて話していたのですが、歩測を始めたとたんにスイッチが入る。同じゾーンでも会話がなくなる原英莉花プロとはまた違いますね」と比較した。
元々持つ良いスイングに、巡ってきた運、そしてチャンスを逃さない強さ。すべてが噛み合った初勝利だった。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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