<TOTOジャパンクラシック 初日◇6日◇太平洋クラブ 美野里コース(茨城県)◇6554ヤード・パー72>
「TOTOジャパンクラシック」の初日を終えて、7アンダー・首位タイには藤田さいきとペ・ソンウ(韓国)がつけた。
17番でイーグルを奪ってトップを維持した藤田。「最後に優勝したのがいつなのか分からないくらい前なので(笑)。 でも、そういうところに自分が戻ってこれて、喜びを噛みしめながらやっている。その位置で戦って頑張れるように、残り2日間しっかりやりたいと思います」と、2011年「富士通レディース」以来の優勝に向けて好スタートを切った。
ここまで苦労の連続だった。左手親指や腰の痛み、病気なども重なって、2018年には現役の日本人最長となっていた12年連続のシードを喪失。久々の上位でのプレーに、「楽しいですね。まさかこんなにゴルフを楽しめるなんて5年前は思っていなかったので」と喜んだ。
今もまだ腰痛が完全に消えたわけでは無いが、試合のスケジュールも調整しながら参戦。「けっこう振れるようになってきたので、ショットも安定したのかなと思います。細かいところを修正して、あすからもバーディを獲れように頑張りたいなと思います」と、久々の優勝に向けて着実に進んでいく。
以下、上位選手のコメント集
■ペ・ソンウ(韓国・7アンダー・首位タイ)
「1番ホールから難しいパターが入ってくれて、先週からの流れもあり、7バーディがとれて良いゴルフが出来ました。2日目以降、天気が崩れると難しくなるかと思います。このぐらいの天気であれば自分のテンポでいいプレーができると思います。残り2日間も頑張りますので応援してください」
■若林舞衣子(5アンダー・5位タイ)
「ショットが良かったです。ティショットも、パー5のサードショットのウェッジで打つところも距離感が合っていました。前半は短いパッティングを2つ外してしまったので、2日目はしっかり取りこぼしのないようにしたいです」
■勝みなみ(5アンダー・5位タイ)
「池2つがもったいなかったですね。それでも今いい位置にいるのでまたその分は取り返したいです。本当にゴルフは良くなって来ているので、噛み合って運も味方につけられたら自然と結果がついてくると思います。先週、最終日にいい形で最終組で回れて、2位で悔しい結果でしたが、人のプレーを見て学んだりとか、申ジエさんのアプローチのリカバリーも素晴らしかったので、その打ち方を勉強しました。気持ちの部分も見て分かる部分があったので、今回いい形で臨めています」
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