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「もうちょっとできた」　小平智、38位にも大きな手ごたえ

＜ビビント・ヒューストン・オープン　最終日◇8日◇メモリアルパークGC（テキサス州）◇7432ヤード・パー70＞
米国男子ツアーの「ビビント・ヒューストン・オープン」に出場した小平智は、最終日を4バーディ・3ボギーで回り、トータルイーブンパーの38位タイで終えた。
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予選ラウンドを終えてトータル1アンダーと上位を狙える位置につけたが、3日目に2つ落とし優勝争いには絡めず。それでも確かな手ごたえをつかんで、今年の締めくくりに向かう。
「もうちょっとできたかなという1週間だったけど、収穫も多かったので次に繋がると思う」と決勝ラウンドに進み、ラウンド中にも立て直すことができている現状には満足感を覚える。
これまでは「ボギーを打つとズルズルいってしまう」流れの悪さが目立ったが、「今週は結構それも止められていたので、それが良かったかなと思う」と、調整力がついてきたことで今後の期待も高まる。
予選落ちがなかったとはいえ、2週前の「ZOZOチャンピオンシップ」で4日間、そして今大会でも4日間を戦い抜き、「練習だけだと補えない実戦というものもあるので、そこは4日間やってこそ意味がある。4日間やってこそチャンスも生まれてくると思う」。残り少ない2020年の試合に向けて、確かなものがつかめている。
「スイングも固まってきたので後はちゃんとモノにして、本来の自分のゴルフはこういうものだと思うので、これをちゃんと確立していきたいと思う」。この後は2週後の「ザ・RSMクラシック」に出場。今度こそ上位争いを見せる。
<ゴルフ情報ALBA.Net>