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プロ転向後初の“姉妹タッグ”結成！　安田祐香が姉・美祐さんとともに上位争いへ「気持ちを楽にプレーできる」

＜伊藤園レディス　事前情報◇12日◇グレートアイランド倶楽部（千葉県）◇6741ヤード・パー72＞
姉妹で初優勝を手繰り寄せる！ 頸椎（首）捻挫からの本格復帰後、「樋口久子 三菱電機レディス」16位タイ、「TOTOジャパンクラシック」14位タイと徐々に調子を上げる安田祐香が、今大会のキャディに姉の美祐さんを起用。「気持ちを楽にしてプレーできると思う」というメリットを、好成績へとつなげる。
シスター成分多め！　こちらは吉田優利＆鈴姉妹【大会フォト】
11日にはイン、開幕前日の12日にアウトの9ホールを回るなどして調整した安田。長期離脱の原因となった首の痛みも、「スイングする分には問題ない」と徐々に和らいでおり、そろそろ“スーパールーキー”が真価を発揮しそうだ。
そして今回、その傍らには心強い相棒がいる。昨年10月の「マスターズGCレディース」以来だという姉妹タッグを結成した。プロ転向後では初の起用で、美祐さんが職場の関係で今年から千葉に移り住んだこともあって、この「伊藤園レディス」で実現することになった。妹が「落ち着いて、楽しく話しながらできそうですね」と言えば、姉も「気楽に回れます。今は離れて暮らしているので、私生活の話のほうが多いですね」。仲睦まじい雰囲気のなかラウンドを続けることができそうだ。
復帰後は試合の成績が上がるにつれ、それが「自信」に変わっている。目下の不安は「10月は1カ月練習ができず、バンカーなどの感覚も鈍っていました。試合になると重点的な練習ができないので」という部分にあるが、それでも「今年は少ししか試合に出られないので、先週よりもいい成績で終わりたい」と気持ちを強く持って、明日の開幕を迎える。
「グリーンは硬くないけど速いし、マウンドも多いので、まずは同じ面に乗せることが大事。インの終盤は難しいので、そこでなんとかパーセーブできれば。狙うところは狙って守るところは守っていきたいですね」。二人三脚で、こう印象を話すコースの攻略を目指していく。（文・間宮輝憲）

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