<伊藤園レディス 事前情報◇12日◇グレートアイランド倶楽部(千葉県)◇6741ヤード・パー72>
国内女子ツアーの2020年も残すところ3大会。カウントダウンが始まるなか、13日(金)から「伊藤園レディス」が開幕。秋深まる千葉県で熱戦が展開される。
初日の注目組は、大会最終日に22歳の誕生日を迎える渋野日向子、西村優菜、西郷真央。渋野が最年長という若手組に入った西村が、渋野とのラウンドについて語った。
「アースで初めて一緒に回って、それからは一緒はないんですけど、ショットのキレとプレースタイルが力強い感じがあるので、今日の練習ラウンドも一緒で楽しかったですし、学べるところがたくさんあります」
今年の成績でいえばすでにツアー優勝を決めている西村のほうが上。ここに勢いのある19歳、西郷も加わり、若さあふれるゴルフが繰り広げられる。
以下、注目選手のコメント。
■西村優菜(ルーキーシーズンでツアー優勝)
「前半の 7、8、9 は耐えるホールなので、そこまで貯金を作っていないといけないなと思いますし、最終18番もすごい難しいので、しっかりパーで切り抜けるのがキーかなと思います。ティショットは自信を持って打てていますし、アイアンも悪くないので、今はいいリズムでスイングできていると思います。しっかりコースマネジメントして、まずは予選を通過して、目標のトップ10に入れるようにしたいです。(渋野について)決めたところにしっかり打てるというところと、迷いが少なかったりするのはすごい素晴らしいことだと思うし、自分はまだできていないときがあるので勉強になります」
■大里桃子(大会ホステスプロ)
「まず、このコロナ禍で試合を開催してもらえることに感謝して、ホステスとして少しでもいい成績を残せるよう頑張りたいと思います。先週も自分なりにはいい流れで来ているかなと思っていて、パターもいいリズムでいい感じで打てているので自信にもなったし、ショットもそんなに悪くないのでかみ合えばいい。もちろん2勝目もしたいですけど、そこを気にしてばかりいてもいけないので、目の前のことに集中しつつ一つ一つ全力でやっていって、そこで後から結果はついてくると考えてプレーしています。あまり考えすぎず、でも目指すところはちゃんと内に秘めてやっていけたらと思います」
■田辺ひかり(大会ホステスプロ)
「毎年来ているので、特に新しいチェックとかないのですが、OUTもINともに残り3ホールに苦手意識があります。あまり緊張はしないのですが、今年は純粋にただ頑張りたいと思っています。予選落ちが続いているので、特別意識とかなないです。去年のほうが予選落ちして次の年は絶対通りたいと思ったのですが、今年 は落ち着いてプレーできているので、落ちるときは落ちるだろうしと思って気負いはないです。選手権での2位は自信にもなっていますし、もう一度最終日最終組で回りたい気持ちも出てきていて、成績にこだわりすぎている部分が出てきている。もう一度原点に戻って。開幕時のような新しい気持ちで試合に臨めたらいいなと思います。3日間で10アンダーを超えるゴルフがしたい。1日4アンダーが目標です」
<ゴルフ情報ALBA.Net>