「マスターズ」も無事終了、2020年も残り2大会となったPGAツアー。今週はジョージア州セント・シモンズアイランドで「RSMクラシック」(11月19〜22日)が開催されるが、火曜日にはビル・ハース(米国)が新型コロナウイルス感染で出場を取りやめ、水曜日にはクレイマー・ヒコック(米国)、ヘンリク・ノルランデル(スウェーデン)も「陽性」が確認され、7月の「ロケットモーゲージ」以来となる3選手が大会出場を取りやめた。
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「出場できないことは本当に残念でならないが、今は速やかに回復し、家族の健康を守ることに専念したい」とハースはステートメントを発表。ノルランデルは、「火曜日の夜に風邪のような症状が出たため、水曜日にテストを受けた」とコメントしている。
この3人は全員、前週のマスターズには出場していない。
マット・ウォレス(英国)のキャディ、デイブ・マックネイリーも陽性が確認され、今週は開催コースのシーアイランドのスタッフがウォレスのキャディを務めることに。
7月のロケットモーゲージでは、ハリス・イングリッシュ、チャド・キャンベル(ともに米国)、ディラン・フリッテリ(南アフリカ)が陽性、同週の下部ツアーでも3人が陽性となった。
米国でも過去最多の新規感染者数となる州が多発、全ての州で増加となり、「第3波の危機」と言われ、行動制限が開始される州も目立ち始めた。
次週はサンクスギビング(感謝祭)のホリデーを迎える米国。今後のツアー継続に影響がないことを祈りたい。(文・武川玲子=米国在住)
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