タイガー・ウッズ(米国)、長男のチャーリー君とタッグを組む。12月19〜20日、フロリダ州オーランドのザ・リッツカールトンGC・グランデレイクスで開催される「PNCチャンピオンシップ」は、もと「ファーザース&サン」(父&息子)の大会として知られるもの。
松山英樹の1Wからアイアンまで スイング特集【動画】
出場資格はメジャーチャンピオン、もしくはPGAツアーの「プレーヤーズ選手権」の勝者とそのファミリメンバー(PGAツアーカード保持者を除く)で、父と息子、あるいは娘などの20組が参戦する華やかなもの。
今年はそこにメジャー15勝のタイガーが満を持して息子とデビューする。
チャーリー君は現在11歳。今夏は地元フロリダ州のジュニア大会に参戦、タイガーはキャディを務めたり、練習場でスイングチェックをする姿を見せている。
「チャーリーと一緒に初のオフィシャルトーナメントに参戦、こんなにエキサイトなことはない。チャーリーがジュニアゴルファーとして成長して行く姿を見守っていることは僕にとってはほんとに楽しみなこと。二人で一緒に戦えることは本当に楽しみだ」とタイガーはコメントしている。
12月のタイガーは、例年なら自身が主催するチャリティーイベント、「ヒーロー・ワールドチャレンジ」を開催するが、今年は新型コロナウイルス拡大のため中止、その代わりなのかフロリダ州での今大会へのエントリーを決めた。
ステイホームの期間中には度々チャーリー君とホームコースでプレー、「彼はなかなか良いスイングをしているんだ。いろんな質問をしてきてどんどんゴルファーとして成長している。まだ僕が勝つけどね(笑)」とタイガー。
大会にはジャスティン・トーマス(米国)が父のマイクと(マイクはプロゴルファーだがツアーカードは保持していない)と初出場、アニカ・ソレンスタム(スウェーデン)も父と参戦する。
その他、ジョン・デーリー(米国)と息子。デビッド・デュバル(米国)と息子。ベルンハルト・ランガー(ドイツ)も息子と参戦、メジャーチャンピオンたちの大終結となる。(文・武川玲子=米国在住)
<ゴルフ情報ALBA.Net>